巣ごもりで青果産地直送ニーズ急増 寄付件数1.6倍増 ふるさとチョイス2021年3月10日
国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクは、全国約1500自治体の情報をまとめたところ、巣ごもり需要で青果定期便のお礼の品への寄付件数が急増していることが分かった。

コロナ禍で自粛が続き、旅行や外食の機会が減る中、家で過ごす時間を充実させようと、ふるさと納税のお礼の品に果物や野菜の定期便への寄付が増加。2019年と2020年の寄付件数を比較すると、野菜の定期便は108%、果物の定期便は159%増えていることが分かった。
「定期便」は、一度の寄付で年に数回、程よい量に分けて届くもので、最も旬の時期に産地のおすすめの品が産地直送で届くため、消費者にその時の土地の味を知ってもらえるメリットがある。
寄付した人からは「旅行できなかったが、この返礼品のおかげ、現地の気分を味わえた」「行ってみたいと思っていた土地の果物野菜が食べれて嬉しい」「新鮮で東京で手に入るものとは違う、次回が楽しみ」などの声が届いており、お礼の品をきっかけに「コロナが落ち着いたら訪れたい」という声もある。
また、「共通返礼品」として近隣市区町村と連携し地域全体でお礼の品を企画する事例も登場。共通返礼品は、2019年の制度改正により別の市区町村の品でも地場産品として採用できる仕組みで、この制度を活用し、定期便で青果を届ける自治体も出てきている。
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