JA市原市が協力 和梨「幸水」のプレミアムなソフトミックス登場 日世2021年3月25日
ソフトクリームの総合メーカー⽇世(株)は4月9日、国産果実だけを使ったソフトクリームブランド「JAPAN PREMIUM(ジャパンプレミアム)」シリーズから、期間限定の「JP千葉和梨ソフトミックス」を発売する。
同社のJAPAN PREMIUMシリーズは、産地地域を特定した国産果実だけを使い、風味を損なわない加工方法で「フルーツそのまま」をコンセプトとした商品をラインアップしている。
「JP千葉和梨ソフトミックス」は、千葉県市原市の恵まれた気候と豊かな土壌で袋がけをせずに育った「幸水」を使ったソフトクリーム。太陽の光をたくさん浴び、たっぷりの果汁と高い糖度を蓄えた市原市産「幸水」は、大玉でありながら繊細な味わいと華やかな香りにみずみずしい歯ごたえが特長。
原料となるピューレの加工段階では、極力果実の皮を薄く剥き、皮と実の間のおいしい部分までしっかりと利用。また、和梨本来のおいしさを損なわないよう最低限の加熱にとどめ、「繊維質」を極力残すことで和梨らしい食感を表現し、さっぱりした味わいに仕上げた。
千葉県は、海に面した温暖な気候と豊かな土壌に恵まれ、栽培面積をはじめ、収穫量、産出額などで常に上位を維持する日本一の和梨の産地。江戸時代から長年蓄積された高度な技術力で、おいしい和梨を作り続けている。
千葉県産の和梨を、ジャパンプレミアムの新しいソフトクリームとして商品化にするにあたり、出合ったのがJA市原市管内で栽培されている「幸水」。ソフトクリームの開発者は、5Lサイズ程の大きな和梨を試食し、たっぷりの果汁と程よい甘味と酸味、やさしい香りに驚き、「是非ともソフトクリームにしたい」と、特に市原市産の「幸水」を使うことにこだわった。
「幸水」はたっぷりの果汁と程よい甘味と酸味で、和梨の中で最も人気の高いが、鮮度が落ちるのが早く、和梨の中でも繊細で加工することが難しい品種。収穫から加工までいかに素早く丁寧に処理するかが課題となったが、「市原の梨を全国に広めたい」という産地の協力で、一次加工までの「収穫・保管・加工」を市内で一貫して行う、スムーズな工程の確立に成功した。「JP千葉和梨ソフトミックス」は、8月頃までの販売を予定。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(158)-改正食料・農業・農村基本法(44)-2025年9月6日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(75)【防除学習帖】第314回2025年9月6日
-
農薬の正しい使い方(48)【今さら聞けない営農情報】第314回2025年9月6日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2025年9月5日
-
「適正な価格」の重要性 消費者に訴える 山野全中会長2025年9月5日
-
米価暴落防ぐ対策を 小泉農相に小松JA秋田中央会会長2025年9月5日
-
(451)空白の10年を作らないために-団塊世代完全引退後の「技術継承」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月5日
-
【統計】令和7年産一番茶の荒茶生産量 鹿児島県が初の全国一位 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(組織法人)10a当たり0.7%増 60kg当たり1.6%増 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(個別)10a当たり0.8%増 60kg当たり10.7%減 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】冬キャベツ、冬にんじんの収穫量 前年比2割減 農水省調査2025年9月5日
-
長野県産ナガノパープルのスイーツ「いっちょう」「萬家」全店で提供 JA全農2025年9月5日
-
『畜産酪農サステナビリティアクション2025』発行 JA全農2025年9月5日
-
「国産シャインマスカット」全国のファミリーマートで販売 JA全農2025年9月5日
-
「わたSHIGA輝く国スポ2025」参加の広島県選手団へ清涼飲料水贈呈 JA共済連広島2025年9月5日
-
「いちはら梨」が当たるSNS投稿キャンペーン実施中 千葉県市原市2025年9月5日
-
猛暑対策に高性能遮熱材「Eeeサーモ」無料サンプルも受付 遮熱.com2025年9月5日
-
農機具王とアグリスイッチ 構造再編をチャンスに「週末農業プロジェクト」始動2025年9月5日
-
鳥インフル ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月5日
-
旬の巨峰を贅沢に「セブンプレミアム ワッフルコーン 巨峰ミルク」新発売2025年9月5日