DAIZとENEOSが資本業務提携 低炭素・循環型社会の実現に向け協業2021年3月25日
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造するスタートアップのDAIZ(株)は、ENEOSホールディングスと資本業務提携を行った。両社はカーボンクレジット化に向けた共同研究や、ENEOSのアセット活用検討などの分野で協業することにより、低炭素・循環型社会の実現をめざす。
ENEOSは、2040年には自社が排出するCO2のカーボンニュートラル実現を掲げ、CO2排出量削減に資する事業の創出に向けスタートアップ等と協業を積極的に推進。協業によるCO2削減量を今般協業する価値取引事業でクレジット化し、それをENEOSが買い取り自社のCO2排出削減量として適用するという、ENEOS環境価値エコシステムの構築をめざす。
一方、DAIZが特許技術「落合式ハイプレッシャー法」を用いて開発した植物肉「ミラクルミート」は、従来の食肉や搾油後の大豆かす(脱脂大豆)由来の植物肉と比較して、製造工程におけるCO2排出量が極めて少ないうえ、肉としての完成度が高いことから余分な添加剤やマスキング(臭み消し)工程が不要となる環境負荷が小さい次世代の植物肉。DAIZは「ミラクルミート」の普及を通じて、SDGsへの貢献をめざしている。
DAIZは、ENEOSとともに「ミラクルミート」の普及によるCO2削減量の見える化(カーボンクレジット化)実証に向けた共同研究を行う。また、フードテック業界では初めて、ENEOSの環境価値取引プラットフォームに参加することで、低炭素・循環型社会の実現に向けた取組みを通じて長期的な企業価値向上に繋げていく。
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