商流拡大と生鮮品の当日配送へ ANA Cargoとサードコンパスが業務提携2021年3月26日
ANA Cargoと産地直送ECの(株)3rdcompass(サードコンパス)は3月25日、包括的業務提携を締結。生産者支援事業で全国の生産者と消費者を航空輸送で結び付け、スピーディに消費者へ提供するプラットフォームの構築と拡大をめざす。
新型コロナウイルスの影響で、規格外商材だけでなく販売可能な食材も買い手側の事情で出荷されず滞留率や廃棄率が悪化。生産者にとって厳しい状況が続いている。
一方、生産地では去年からの滞留食材の累積に伴い、漁獲・収穫を自主的に制限する生産者も見られる。養殖では餌・管理などの追加コストに加え、規定以上に育ちすぎたことで価格変動により収支に大きな影響を及ぼし、事業継続を断念する声も上がっている。特に「鮮度にこだわりをもつ」生産者は、加工品や常温品に比べて食材の消費期限が早く、これまで以上に迅速な輸送手段を構築することが不可欠となっている。
両社は、2020年7月から、D2Cプラットフォーム「エドノイチ」を通じ、首都圏への産地直送・販売事業において協業。今回の業務提携により、ANA Cargoの航空スペースの活用・物流課題の解決が今まで以上にスピーディになることが期待され、新たなビジネスモデルの構築と最大化を図る。
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