ケンミン食品ともやし最大手の名水美人ファクトリーが業務提携2021年3月29日
ビーフン市場国内シェアトップのケンミン食品は、神明ホールディングスの子会社でもやし最大手のカット野菜メーカー、名水美人ファクトリーと3月25日に業務提携契約を締結。西日本のスーパーの青果売場専用焼ビーフンの販売を6月から開始する。
ケンミン食品の高村祐輝社長(左)と名水美人ファクトリーの奈良賢吾社長
提携では、両社の西日本での知名度や商流を活かし協働で取り組むことで、コロナ禍で広がる内食需要に対応。外食需要の激減で市況低迷が続いている野菜の消費拡大に取り組む。また、野菜価格の下落によって、野菜の大量廃棄が行われるなど食品ロスの削減に貢献する。
カット野菜とチンする焼ビーフン「(ケンミン ベジビーフン」従来、スーパーマーケットのグロッサリー売場で販売されている焼ビーフン(乾めん)を、青果売場で販売することは、商習慣上難しかったが、2社が取り組むことで、流通の障壁を超える新しいビジネスモデルを構築する。具体的には、6月から九州エリアのスーパーの生鮮売り場でベジビーフンを販売開始。また、7月から中四国・近畿のスーパーの生鮮売り場でベジビーフンを販売し、1年を通して青果売り場で提案する。
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