豊島区と食品ロス削減に向けた連携協定を締結 コークッキング2021年3月30日
フードシェアリングサービス「TABETE(タべテ)」を運営する(株)コークッキングは、豊島区と「豊島区における食品ロス削減に向けた連携協定」を締結した。
「豊島区における食品ロス削減に向けた連携協定」の締結式
同協定では、豊島区とコークッキングが双方の取り組みを通じ、飲食店・小売店の食品ロス削減と食品ロス削減に対する区民意識の向上など、区域内の食品ロス削減に向けた様々な取り組みを推進・連携することを目的としている。
豊島区は、2020年7月に内閣府からSDGsへの優れた取組を行う自治体として「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に東京で初めてダブル選定。「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、持続可能なまちづくりに取り組んでいる。食品ロス削減では、民間事業者、区内大学、NPO等と連携しながら取組みを実施。冊子「食品ロスをなくそう」などによる啓発、常設窓口を設けてのフードドライブ、食べきり協力店の登録などを進めている。
一方、「TABETE」は、まだ美味しく食べられるのに「捨てざるを得ない危機」にある飲食店の食事を、ユーザーが「1品」から「美味しく」「お得」に購入することによって「レスキュー」出来るプラットフォーム。現在、20〜40代の働く女性を中心に約36万人のユーザーや、飲食店・惣菜店を中心とした約1500店舗が登録し、累計で9万食以上の食品ロス削減に成功している。
今回の協定では、コークッキングがTABETE加盟店に対する登録制度の登録促進に係る呼びかけを行い、豊島区におけるTABETE加盟店の取引件数等の実績資料を提供。また、豊島区が取り組む食品ロス削減推進事業に関する広報、講演等の協力する。
豊島区はホームページ、SNSその他の広報物、イベント等でTABETEについての情報を発信。登録制度により登録を受けた飲食店へのTABETEについての情報を提供するとともに、他自治体へTABETEについての情報を提供する。
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