地元猟師が協力 自宅で本格ジビエ料理 通信販売を開始2021年4月12日
ジビエ料理を提供するジンギスカンKEMONO(大阪市中央区)は、自宅で本格ジビエ料理が楽しめる「いのししハンバーグ」と「ジビエメンチカツ」などの通信販売を4月1日から始めた。
いのししハンバーグ
獣害は大きな社会問題。近年は、農作物の被害を食い止めるため、捕獲を中心とする対策では地元猟師の活躍もありイノシシとシカの捕獲頭数は大幅に増えた。しかし、食肉として利用されるのはわずかで、多くが埋設や焼却により廃棄処理され、その費用もまた農林業者や自治体の財政を圧迫している。
同店は、ジビエ料理を広め、食肉としての流通を増やすことは地方の農家を守ることにつながると考え、捕獲したイノシシやシカなどをジビエ肉として食肉化。日々の暮らしで楽しめるよう地元猟師から各家庭に伝わるジビエ料理をレシピ化し、今回のジビエハンバーグやメンチカツも一緒になって考えた。
通販で提供する「いのししハンバーグ」は、天然イノシシの自家製生ハンバーグ。いのしし特有の臭みがなくジューシーで、しっかりとした肉のうまみを味わえる。天然イノシシ肉のジビエ「メンチカツ」は、脂ののった広島産イノシシ100%のジューシーなメンチカツ。揚げれば外はカリッと、中はジューシーな味わいで、パンにはさんで贅沢にカツサンドにするのもおすすめ。新鮮なうちに丁寧な処理をしているため、臭みも無い。また、高たんぱく低カロリー0でヘルシーな「北海道産知床エゾ鹿肉」も販売している。
ジビエ肉の販売に欠かせない猟師とのネットワーク
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