「パクチー育てる」89日間 国民運動 5月から開催 パクチー銀行2021年4月13日
パクチー普及のために2007年からパクチーの種を配布しているパクチー銀行(千葉県安房郡鋸南町)は5月13日~8月9日、「パクチー育てる」89日間 国民運動と名付けたキャンペーンを開催する。
新型コロナウイルスの影響で高まる自給自足や食料自給率向上への関心を受けて行われる同イベント。2020年の開催では、約200人に種を配り、栽培のノウハウをオンラインで交換するなど交流を深めた。
同イベント最終日の8月9日は「パクチーの日」で、2005年に日本パクチー狂会が制定した記念日。この日までの89日間に主にオンラインで随時イベントを開催する。パクチーの種は「パクチー銀行」が用意し、希望する先着89人には、パクチー銀行が送料を負担して送る。送料等の実費や企画に対する投げ銭を払う仕組みも用意している。パクチーの種の申し込みは8月9日まで。
パクチー銀行は、2007年1月1日設立のシードバンクで、担保を元に貸す通常の銀行のやり方を変え、信用で貸すマイクロファイナンス。バングラデシュのムハマド・ユヌス氏が2006年にノーベル平和賞を受けたことを機に、担保も信用も返済の義務もない銀行を作ると宣言し、日本パクチー狂会の佐谷恭氏が立ち上げた。現在全国に12の支店があり、パクチーの種を受け取ることができる。うまく栽培できたら次の季節の種まきにつかい、余った場合は家族や友人に渡す。それでも余ればパクチー銀行の本店または各支店に返済可能。毎年数千人に融資を実行している。
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