新富町、南九州大学、パナソニックが連携 食品廃棄ロス削減と生ごみ減量化へ取り組み2021年5月10日
宮崎県新富町、南九州大学、パナソニックは、地域社会における課題解決の促進、持続的な地域社会の発展を目的として、新富町の食品ロス削減、生ごみ減量化に向け、産学官共同で取り組むことに合意し、包括連携協定を締結した。新富町で、生ごみ処理機を使った堆肥活用による食農循環プラットフォーム構築の実証実験を行う。
締結式の様子
実証実験では、町民宅に設置した生ごみ処理機で処理した乾燥ごみを回収して堆肥化。肥料として新富町内の市民農園やコミュニティーガーデンに還元し、野菜などの農作物の栽培、収穫につなげる食農循環システムとまちの緑地化の検証と研究を行う。
また、家庭内の食品ロス低減にも取り組む。燃えるごみの約40％を占める生ごみを減らし、再活用する一連の食農循環活動に地域住民の参画を促進。食品ロス削減や生ごみ減量への意識改革、ごみを出さないライフスタイルの実践につなげていく。
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