中山間地域の流通を最適化と農業存続モデルへ 規格外野菜の乾燥野菜発売 Ggrow2021年6月3日
株式会社Ggrow(京都市)は5月20日、京都の中山間地域における農業存続に向けて、規格外で行き場のない野菜を使った乾燥野菜ブランド「OYAOYA」を立ち上げ販売を開始した。
乾燥野菜ブランド「OYAOYA」
同社が京都の丹後・中丹・南丹地域で20~40代の若手生産者にヒアリング調査を行ったところ、規格外野菜の行き場のないことと、消費者との接点が少ないという2つの流通課題が浮き彫りになった。
行き場のない規格外野菜は、少量多品種の特徴から各農家が規格外野菜を流通させると輸送費がかかり利益になりにくいという課題があり、消費者との接点が少ない情報流通課題については、安定的な卸先はある一方で消費者の声を直接聞く機会がなく市場の声が届きにくいという声があった。
同社は、これらの流通課題を解決し、今後を担う若手農家が地域内で大規模化していくことにより地域の農業存続モデルが作れると考え、規格外で行き場のない野菜を使った乾燥野菜ブランド「OYAOYA」を立ち上げた。5月20日からインスタグラムで先行販売を開始し10日間で70個完売した。
「OYAOYA」は、野菜を収穫した地域内で乾燥加工することにより日持ちし長期間保管可能。さらに輸送費を生野菜に比べ下げることができる。また、慢性的な野菜不足と、「野菜を買っても料理する時間がなく腐らせる」など消費者による野菜廃棄の問題解消により、「食で人の健康を支えること」「生産者の利益」「人と人とのつながり」という循環をめざす。

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