野菜の未利用部を肥料化 五霞工場で「野菜廃棄物ゼロ化」実現 サラダクラブ2021年6月9日
株式会社サラダクラブ(東京都調布市)は、五霞工場(茨城県猿島郡)で、「野菜廃棄物ゼロ化」を実現。野菜の未利用部を肥料化し、契約産地へ有効活用することで資源を無駄にしない循環型農業を構築した。
野菜廃棄物ゼロ化(肥料化のみ)の流れ
「野菜廃棄物ゼロ化」は、パッケージサラダを製造する際に発生する野菜の未利用部を、工場内で飼料や肥料に全て変え、酪農家や契約産地に売却し有効活用化する施策。これまで五霞工場で発生した野菜の未利用部は、産業廃棄物処理業者を通じてリサイクルしていたが、発酵分解装置を導入することで、工場内で「肥料化」できるようになった。できあがった肥料は、各工場と野菜の契約取引を行っている近隣の産地に売却する。これにより、契約産地にとっては安価な国産肥料が手に入るというメリットがある。また、この肥料で野菜を栽培することで、資源を無駄にしない循環型農業の構築につながる。
同社は、7つの直営工場で、2021年度までに全直営工場の「野菜廃棄物ゼロ化」をめざしている。2020年1月の遠州工場(静岡県周智郡)、同年6月の三原工場(広島県三原市)、真庭工場(岡山県真庭市)に続き、今回の五霞工場で実現。これまでに4工場での「野菜廃棄物ゼロ化」が完了した。
野菜廃棄物ゼロ化(飼料化・肥料化の組み合わせ)の流れ
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