岐阜県の子どもに地産地消「ポーク・ウィンナー」を 学校給食商品を開発 中部食産2021年6月9日
食肉卸・食肉加工品製造販売の中部食産株式会社(岐阜県恵那市)は6月14日、岐阜県内の学校給食用の食材として「岐阜県産ポーク・ウィンナー」を販売開始。岐阜県産豚肉を使った「本格ウィンナー」を岐阜県の子どもたちへ届ける。製品出荷は8月1日から。
岐阜県産ポーク・ウィンナーの調理イメージ
同社はこれまで、主にホテル・旅館や飲食店・おせち料理などで使われる「高付加価値業務用食材」や百貨店・お土産物向けの高級ハム・ソーセージの開発・製造を手がけてきた。できるだけ特徴のある素材や地場原料を使うことにも取り組み、岐阜県産「奥美濃古地鶏」や「飛騨なっとく豚」、「飛騨牛」などを使った商品を数多く製造している。
岐阜県では2018年から、「CSF(豚コレラ)」が発生・蔓延し、県内の豚の相当数が殺処分。関係者の努力により終息し生産数は戻りつつあるが、コロナ禍による需要減に伴い一部の原料の余剰が目立ってきた。そこで同社は、安定的に地元の素材を地元で消費し、おいしい食事を子供たちに届けようと、岐阜県産豚肉を使った学校給食向け「ウィンナー」の開発を開始。学校給食用の食材として使いやすい規格・味などのノウハウを、昭和3年から給食向け食材卸を行う株式会社金定(岐阜県羽島郡)の協力を得て開発を進め、学校給食に求められるサイズや品質・使い勝手など改良を重ねた。
主原料の「豚肉」は岐阜県内で育った豚のみを使用。乳たん白や大豆たん白などの異種たん白を使用した増量を行わず、昔ながらの長期熟成法で塩漬し、肉本来の美味しさが味わえる。また、添加物に頼らず、豚肉と脂肪をカッティング技術のみで乳化させ口当りをなめらかに仕上げ、天然の羊腸に詰めることでやや不揃いだがパリっとした食感を楽しめる。減塩タイプで7大アレルゲンは不使用。また、包装後に74℃15分の低温加熱殺菌を行うことで、調理時の加熱不足によるリスクを低減している。
サイズは、一般的に「学校給食」で多く使われている20g、30g、40gをラインナップした。6月14日から随時、販売事業者の株式会社金定から、岐阜県内各種の学校給食調理施設などへ案内し、8月1日から出荷開始。一般消費者向けの小売り販売は予定していない。
天然の羊腸を使ったケーシング作業
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