卸向け 非接触営業・受発注システム「TANOMU」青森に進出2021年6月10日
卸業者の販促・受発注システム「TANOMU」(タノム)を提供する株式会社タノム(東京都渋谷区)は、6月から青森県に新たに進出し、サービスを開始した。
タノムは、飲食店と食品卸売業者間の受発注をPCやスマートフォンで管理可能な、非接触営業・受発注管理システム。2018年11月のサービス開始から現在までに発注ユーザーは1万店舗を突破している。新型コロナウイルスの影響による非対面営業のニーズの高まる中、導入企業が急増。新たな環境に柔軟に対応する企業が全国的に広がりを見せている。
非対面営業の強化はこれからの企業にとって喫緊の課題となるため、同社が提供する非対面での営業活動のための機能であるユーザーの登録するLINEアカウントへの一斉・個別のメッセージ配信や、おすすめとして売り切りたい商品を登録・案内できる機能が評価されている。業務のデジタル化により、卸問屋が従来、対面・電話・FAXで行っていたアナログな受注業務や新製品のお知らせ、発送日のイレギュラーに関するアナウンスなどをスマホひとつで行うことができる。
こうした非対面営業の確立と並行し抜本的な働き方改革・営業改革が可能なため、利便性を評価され、青森県へ進出することになった。青森県では新規取引先として、業務用食品の卸売業を中心に事業を展開する株式会社ヤマイシ(青森市)と生鮮食料品販売の有限会社やまはる(八戸市)に採用された。
タノム導入にあたりヤマイシの石川栄一社長は「既存の基幹システムとのFTP連携を前提とした各種開発の対応などに期待。『TANOMU』の導入を通し、人が手で行う受注関連の入力作業時間短縮やミスを減らしていき、CS向上に繋げたい」とコメント。また、やまはるの中野正信社長は「かねてより業務のデジタル化への思いがあり、コロナ禍でさらにその意識が強まり導入を決めた。受注のDX化をきっかけにデジタル化に本格的に取り組んでいきたい」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】あぶらな科野菜にコナガが多飛来 防除開始時期に注意 北海道2025年5月14日
-
新会長に日本農薬の岩田浩幸社長 クロップライフジャパン2025年5月14日
-
2025年度通常総会で役員体制を決定 クロップライフジャパン2025年5月14日
-
食料システム法案・参考人の公述から① 生産現場の期待は大きい JA全中・藤間常務2025年5月14日
-
食料システム法案・参考人の公述から② 不公正な商慣習、見直す時 フード連合・伊藤会長2025年5月14日
-
食料システム法案・参考人の公述から③ 農林水産業と食品産業が協力して 明治ホールディングス・川村社長2025年5月14日
-
食料システム法案・参考人の公述から④ 豊作貧乏なくす流通の仕組みは 農業総合研究所・及川会長2025年5月14日
-
【JA人事】JAなめがたしおさい(茨城)新組合長に金田富夫氏(4月26日)2025年5月14日
-
共済・保険契約の安心感は高く、契約は担当者の訪問で 2024年度共済事業にかかる認知度等調査 日本共済協会2025年5月14日
-
歴史の改ざんを許さない【小松泰信・地方の眼力】2025年5月14日
-
【JA人事】JAさがえ西村山(山形県)安孫子常哉組合長を再任(5月9日)2025年5月14日
-
「GREEN×EXPO 2027」にカタール国が初の公式参加契約 2027年国際園芸博覧会協会と調印式2025年5月14日
-
食品関連企業の海外展開セミナー開催 現地のビジネス投資環境を紹介 農水省2025年5月14日
-
父の日に届ける「比内地鶏焼鳥串詰合せ」「きりたんぽ鍋セット」予約受付 JAタウン「おらほの逸品館」 JA全農あきた2025年5月14日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岡山県予選会に賞品 JA全農おかやま2025年5月14日
-
令和7年度「ミスあきたこまち」募集開始、応募は6月30日まで JA全農あきた2025年5月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」駿府楽市でお買い物&静岡そだちで焼肉を堪能 JAタウン2025年5月14日
-
日本茶海外輸出に資する緑茶用新品種「せいめい」SOP公開 農研機構2025年5月14日
-
小田原市、山崎製パン、JAかながわ西湘が連携「梅ジャム&ミルクホイップツイストドーナツ」新発売2025年5月14日
-
さいたま市「東日本まるまるマルシェVol.2」青森・福島・会津若松・小山・新潟の自慢の逸品フェア開催2025年5月14日