ブドウ畑を荒らすクマも魅了!? ドイツ系ブドウ品種の白ワイン新発売2021年7月14日
ブドウ栽培から醸造まで一貫体制でワインを製造するサンマモルワイナリー(青森県むつ市)は7月3日、ドイツ系ブドウ品種を使った「下北ワイン Danger2020」を発売した。

同ワイナリーは青森県下北半島にある約12ヘクタールの自社畑でブドウを栽培しているが、近年そのブドウ畑で、たわわに実ったワイン用のブドウを食べるクマが現れ、ワインにして約1000本分のブドウが被害に遭った。
同ワイナリーでは、ワイン用ブドウを数種類栽培しているが、中でもクマが好んで食べた品種はドイツ系ブドウ品種のシュロンブルガー、ライヒェンシュタイナーの2品種のみ。ワイン用品種でありながら、そのまま食べても美味しいブドウだった。
同ワイナリーは、被害を逆手にとらえ、せっかくならクマも食べたくなるほどの甘いブドウでワインを造ろうと奮起。食べられた分のブドウ代金の代わりに、ラベルデザインは現れた熊をモチーフとし、クマが畑に侵入した動画を見られるQRコードを裏ラベルに印字している。
でき上がった「下北ワインDanger2020」は、クマが食べたシュロンブルガー、ライヒェンシュタイナーをアッサンブラージュ。リンゴやグレープフルーツ、白桃のコンポートを思わせる香りで、果実味、スッキリとした酸味が特長の甘口白ワインに仕上げている。720mlで2530円(税込)。サンマモルワイナリーオンラインショップで発売中。
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