農作物のフードロス対策へ デザイン性高い無人直売所 「Petitmarket」発売2021年7月16日
A.P.M(群馬県前橋市)は7月1日、農作物のフードロス対策を促すデザイン性の高い無人直売キット「Petitmarket」を発売した。
LEDライトが灯る夜間の様子
規格外品や売れ残った農作物がフードロスとして社会課題となる中、同社は、道路脇などに設置される「無人直売所」に着目。農家による直売を支援することで規格外品や不揃い品の流通を促し、フードロス対策や地域経済の活性化を目指す仕組みを考案した。
無人直売キット「Petitmarket」は、折りたたんで運べる無人直売所。キットを立ち上げ、反対側に折り返して、ネジを使って各部分を止めるだけで無人直売所ができあがる。特別な工具は使わず1人でも10分あれば組み立てられ、10分で解体できる。屋外でも屋内でも使え、キットの足元にオモシや土のうなどを入れて安定を図り、地面の凹凸に合わせて底面のアジャスターを調整。夜間はLEDライトを使用する。
一般的な直売所とは一線を画す外観が目を引く無人直売キットは、デザインオフィスnendoとの共同開発でつくられた商品。本体のキットだけでなく、オプションのコイン入れ・ゴミ箱、専用黒板、専用S字フックなど全てデザインされている。「Petitmarket(無人直売キット)」は、木材製でナチュラル・ブラック・グレー・ブラウンの3色。本体Sサイズ(8万6900円)、同Mサイズ(9万4600円)、同Lサイズ(10万3400円。いずれも税込。
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