未来の食卓に変化を「サステーブル」9月14日から開催 大丸有SDGs ACT52021年8月25日
三菱地所、農林中央金庫、日本経済新聞社と日経BP等で構成する大丸有SDGs ACT5実行委員会は、「サステナブル・フード」の取り組みとして、三菱地所が推進する食のプロジェクト「EAT&LEAD(イート アンド リード)」と共同で、新プログラム「SUSTABLE(サステーブル)」を9月14日から開催する。

生産者や食品メーカーなどの食従事者は、全国各地で持続可能性に配慮した食材やその生産技術の開発を進める一方、これら食従事者の取り組みに消費者の認知が追い付かず、消費行動の変容になかなか至らないという課題がある。大丸有SDGs ACT5実行委員会は、この課題認識を共有する「EAT&LEAD」とのコラボレーションにより、消費者がサステナブルな食材を身近に感じ、考えるきっかけとなる場を提供。また、その先の行動変容を促すことを目的にイベントを行う。
同企画では、「EAT&LEAD」の活動拠点として8月18日にグランドオープンした、常盤橋タワー「MY Shokudo Hall & Kitchen」を会場に、全6回のセミナーを開催する。各回ごとにテーマを設け、ファシリテーターの進行により、テーマに関連する生産者・メーカーがトークセッションを展開。同時に、シェフがテーマとなるサステナブル・フードを実際に調理し、参加者に食べてもらう。
食従事者と消費者が同じ場所に集い、サステナブル・フードに対する食従事者の思いや背景となる社会問題とその「美味しさ」を共有することで、大丸有エリアから、未来の食卓に変化を起こすきっかけを発信。第1回は、海藻食害を引き起こすウニを捕獲し、独自の技術により陸上で畜養するウニノミクス創立者の武田ブライアン剛氏と、同社との協業をめざす農林中央金庫 食農法人営業本部食農金融部部長(水産担当)の朽木一彦氏が、海の豊かさを守るサステナブル・フードについて語る。
また、会場キッチンでは、アンティカ・オステリア・デル・ポンテ 総料理長のステファノ・ダル・モーロ氏と同東京店料理長の當間一貴氏が、ウニノミクス社の畜養ウニを調理し、魅力的な一品に仕上げる。参加者は、最前線の取り組みを学びながら、一流シェフによるサステナブル・フードを試食できる。
◎「SUSTABLE ~未来を変えるひとくち~」 概要
日程:9月中旬から11月下旬にかけて全6回の開催を予定 18:30~20:00(開場18:00)
場所:MY Shokudo Hall&Kitchen(東京都千代田区大手町2-6-4 TOKYO TORCH 常盤橋タワー3F)
参加費:1000円(税込)※オンライン参加(試食なし)は無料
定員:各回30人
申込み:予約制/イベントプラットフォーム「Peatix」から申し込む。
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