横浜中華街の「招福門」南足柄産鹿肉のジビエ飲茶フェア開催2021年9月6日
横浜中華街の広東料理店「招福門」は9月7日、「ジビエ飲茶フェア」を開始。25種の食べ放題メニューに加え、女性狩猟団体の「Japan Hunter Girls」と協働し、神奈川県南足柄産の鹿肉を使った3種の点心を提供する。
神奈川県南足柄産鹿肉を使用した3種の点心
鹿肉は低タンパク、低カロリーのヘルシー食材。同フェアでは、ジビエ料理の高級食材といわれる鹿肉を、気軽に食べられる点心に仕上げた。秋の若い鹿は、肉質が柔らかく、もっとも美味しい季節。同店の総料理長らが試作を重ね考案したメニューは、焼売、チョンファン(腸粉)、水餃子の3種で、いずれも手間ひまかけて手作りしている。中華の技法を取り入れた丁寧な下ごしらえにより、くさみもなく、うまみがじんわり広がる。香港飲茶の雰囲気を楽しめるようワゴンサービスで提供。横浜中華街で初の取り組みとなる南足柄産の鹿や、地元食材との組み合わせをたのしめる。
点心に使う鹿肉は、神奈川県内で活動する女性ハンター団体の「Japan Hunter Girls(JHG)」が捕獲したニホンジカで、捕獲後2時間以内に専門施設で食肉加工している。近年、南足柄地域では、鹿をはじめ野生鳥獣による食害が問題となっており、JHGでは山を守るために有害鳥獣駆除した鹿を地域資源として有効活用するため数々の取り組みを行っている。
山を守る南足柄の女性ハンターグループ「JHG」
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