全国で30施設目 障がい者の貸農園「わーくはぴねす農園」東京都板橋区に開設2021年12月6日
株式会社エスプールプラスは、全国30施設目となる障がい者の就労を目的とした貸し農園「わーくはぴねす農園」を板橋区に開設した。この開園で全国では2238人の障がい者の就労が実現し、374社の企業が参加し、業界では最大規模となる。
11月26日に開かれた新施設開園式の様子
厚生労働省が発表した「令和2年度障害者職業紹介状況等」によると、障がい者の就職件数は、新型コロナウイルスの影響を受けたことで2008年度以来12年ぶりに減少。対前年度比12.9%減と大きく減少した。また、解雇された障がい者数は2191 人(前年度比5.6%増加)にのぼり、雇用状況は非常に厳しい状態が続いている。こうした中、同社は障がい者の雇用創出を目指し「わーくはぴねす農園Plus東京板橋第2」を開設した。
同社と東京都板橋区は、障がい者の就労機会の充実を図り、自立を促進することを目的に「農福連携による障がい者就労の充実に関する協定」を2020年6月に締結。これまで111人の障がい者就労を実現してきたが、コロナ禍により悪化した就職状況の改善と、SDGsを見据えた持続可能な社会を目指し、さらなる連携強化を図る。今回の第2農園の開設により、90人の障がい者雇用が生まれる見込み。第1農園を含めた板橋区内での障がい者雇用総数は200人を超える。
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