鹿による林業被害低減へ 宇陀市と共同で狩猟体験イベント開催 森庄銘木2022年1月6日
森庄銘木産業株式会社(奈良県宇陀市)は1月5日、宇陀市と共同で1月と2月に開催する狩猟体験イベントの参加者の募集を始めた。狩猟サポートサービス「かりつなぎ」の開始に向けた実証実験で、同イベントを通じて獣害被害低減と地域の狩猟関係人口の拡大を目指す。

宇陀市内の山林では獣害が確認されており、獣害被害箇所に赤外線カメラを設置。林業や森林環境への被害をもたらす鹿が多数確認されたことから、2021年12月に実際に罠で鹿を捕獲し、解体した。
1月と2月に開かれる狩猟体験イベントでは、狩猟免許を取得していない人や狩猟に興味がある人、免許を取得したが狩猟経験の少ない人に向けて実施。山林に設置した罠の見回りやアニマルトラッキング(狩猟動物の痕跡の確認)、止め刺し・解体や鹿肉料理を体験する機会を提供する。同イベントを通じて、宇陀市内の狩猟関係人口の増加促進、鹿による林業被害の低減を目指す。
◎狩猟体験イベント概要
開催場所:奈良県宇陀市内の山林
開催日時:1月16日 8:45集合、14:00頃解散※雨天決行 荒天中止
集合場所:宇陀市榛原地域事務所たかぎふるさと館(奈良県宇陀市榛原高井612)
募集人数:10人
持参物:森林内を歩くための汚れてもよい服装と靴、健康保険証
参加費:3000円(イベント傷害保険代含む)
重要な記事
最新の記事
-
令和7年秋の叙勲 西沢耕一元JA石川県中央会会長ら93人が受章(農協関係)2025年11月3日 -
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日


































