中世の荘園からおいしいお米が届く 田染荘「荘園領主」募集 豊後高田市2022年3月18日
大分県豊後高田市の田染小崎(たしぶおさき)地区で組織される「荘園の里推進委員会」は、"荘園領主"と称する水田オーナーを4月30日まで募集している。
減農薬栽培で自然の恵みをたっぷり受けて育った「荘園米」
田染小崎地区は、千年の歴史を超える中世の荘園景観を今に残す貴重な場所として国の重要文化的景観に選定されている。同地区に広がる「田染荘」の棚田では、澄んだ空気と清らかな水、赤土粘土質の土壌など、稲作に恵まれた環境のもと、愛情と熱意で美味しい米作りが今も継承されている。
同地区の住民で組織される荘園の里推進委員会は、この風景を後世へと伝え、農村と都市に住む住民同士の交流による地域の活性化を目的に、荘園領主(水田オーナー)制度に取り組んでいる。
農林水産大臣が認定する「つなぐ棚田遺産」に選定された田染荘の小崎の棚田
荘園領主は、募集数140口で年会費は3万3000円(送料込)。「荘園領主」になると特典として減農薬栽培で自然の恵みをたっぷり受けて育った「荘園米」を年間50キロ受け取れる。また、田染荘で開催する交流行事で6月の「御田植祭」と10月の「収穫祭」へ参加できる。そのほか、荘園米60キロ(10キロ×6回)を定期で届ける「産直型会員」も同時に募集している。募集期間は4月30日まで。定員に達し次第終了。
申し込みは、豊後高田市のホームページから申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、荘園の里推進委員会へ提出する。問い合わせは荘園の里推進委員会 事務局(電話)0978-26-2168。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】スイカ黒点根腐病 県内で初めて確認 福島県2025年8月28日
-
コシヒカリの概算金2万8240円 全農長野 「県産米を安定供給」2025年8月28日
-
米の消費減、5ヵ月連続に 米穀機構調査 米からめん類に替える人も2025年8月28日
-
コシヒカリの概算金2.8万円 全農とちぎ 「7月下旬に潮目変わる」2025年8月28日
-
新たな世界農業遺産 島根県奥出雲地域と和歌山県有田・下津地域が認定 農水省2025年8月28日
-
花屋あっての花農家【花づくりの現場から 宇田明】第67回2025年8月28日
-
【JA人事】JA大潟村(秋田県)小林肇組合長を再任(6月27日)2025年8月28日
-
子どもたちが飛騨の果物販売に挑戦 大垣市のカネ井青果でお仕事体験 JA全農岐阜2025年8月28日
-
「JAながさき県央フェア」みのりカフェ長崎駅店で開催 JA全農2025年8月28日
-
「野菜の日」にファーマーズフェスタ開催 JAあつぎ2025年8月28日
-
「デジタル防災訓練」をアプリで公開 災害発生から生活再建までを疑似体験 JA共済連2025年8月28日
-
藤原紀香「ゆるふわちゃんねる」葛山信吾と銀座でゆる飲み JAタウン2025年8月28日
-
生成AIソフトウェア「neoAI Chat」を導入 JA愛知信連2025年8月28日
-
【役員人事】全国農協保証センター(8月27日付)2025年8月28日
-
【役員人事】J-オイルミルズ(10月1日付)2025年8月28日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ファンベル顆粒水和剤」 日本曹達2025年8月28日
-
適用拡大情報 殺菌剤「ミギワ10フロアブル」 日本曹達2025年8月28日
-
農林漁業者やバイヤーが活発に商談「アグリフードEXPO東京2025」開催 日本政策金融公庫2025年8月28日
-
営農型太陽光発電事業を展開 千葉エコ・エネルギー、Cyrinxと業務提携 東北電力2025年8月28日
-
2026年度 「コープみらい・くらしと地域づくり助成」9月1日から募集開始2025年8月28日