「グッドファーム・アニマルウェルフェアアワード2022」を実施 CIWF2022年4月1日
国際的な畜産福祉団体のCIWF(コンパッションインワールドファーミング)は、「グッドファーム・アニマルウェルフェアアワード2022」を日本で初めて実施。アジアで実施される4部門のアワードへの応募を4月8日まで受け付けている。
CIWFは、1967年に創立された国際的な畜産福祉団体。世界の食品会社と協力して、動物福祉の改善活動を企業の持続可能なフードプログラムに組み込み、意義のある測定可能な食肉削減とタンパク源の多様化を目指し、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界各国の上位250の食品会社の半数以上と、そのパートナーのサプライチェーンを通じて関わっている。その目的は、食用に飼育されるすべての動物が高水準の福祉システム下にあることを保証し、プラネタリーヘルスガイドラインに沿って、肉、乳製品、魚、卵の生産と消費の削減を奨励すること。各食品会社は科学的根拠と成功事例を基にした解決策をビジネスプログラムとして実施している。
アジアでは、2021年に台湾で実施したアジア初の同アワードで、大手小売企業のカルフールがグッドエッグ・アワード(Good Egg Award)を受賞。また、他の食品企業もケージフリーエッグへの取り組みが進んでいる。この賞は企業にとって、サプライチェーンにおける採卵鶏の飼育環境向上への貢献が評価される機会となる。
CIWFは、アジアで実施される4部門のアワードへの応募を受け付けている。受賞者は、6月15日にロンドンで行われる 「コンパッションズ グッドファーム・アニマルウェルフェアアワード2022」の授賞式で表彰される。
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