林業の魅力や暮らしと就業情報を発信「ならのもりから」を公開2022年4月6日
奈良県森林・林業無料職業紹介所は、奈良県の林業の魅力や求人、イベントなどの情報を集約した地域密着型ポータルサイト「ならのもりから」を公開した。
企業インタビュー「造林会社代表に聞く、今求める人材と次世代へつなげたい林業への想い」から
「ならのもりから」は、林業で働く魅力を暮らしも含めた現地情報として発信し、奈良県林業への就業を考えてもらうことを目的として立ち上げられた。求職者・求人者それぞれの課題解決の機会と、双方のつながりを生むコンテンツを拡大していく。
奈良県は県土の77%を森林が占める、国有数の優良木材の生産地。その中でも吉野地域で生産されるスギ・ヒノキは「吉野材」と呼ばれる日本を代表する良質な木材で、吉野林業は500年以上もの歴史がある。
奈良県は恵まれた自然環境を生かして古くから林業が営まれ、「密植」「多間伐」など独自の育成方法によって優れた木々が育まれてきた。県内の森林の6割を人工林が占め、除伐や間伐など保育を要する森林だが、近年では山村地域の過疎化や木材価格の低迷などにより、林業従事者が減少。森林環境の維持が奈良県の大きな課題となっている。これらの問題は林業の業界だけでなく、多くの国民の身近な問題にも直結。森林環境を維持することは、温暖化の抑制だけでなく、風倒木や土砂崩れなど自然災害を未然に防ぐことにつながる。また、直近では新型コロナウイルスの影響で世界的に建築用木材の供給拡大し、木材価格が高騰。国内で消費される木材の半分以上を海外からの輸入に頼っている日本では、国産木材の価値が見直されつつある。
同サイトでは、こうした状況を伝えるため、「ならのもりから」では、「はたらく・まなぶ・くらす」の3つのカテゴリーで取材。企業インタビュー「造林会社代表に聞く、今求める人材と次世代へつなげたい林業への想い」、 現場密着インタビュー「魅せる吉野林業。この道26年のやまいきが思う、いまの林業のやりがいと魅力。」、移住者インタビュー「移住者に聞く林業ー奈良そして林業を選んだ理由と、現在の生活のリアル」の3つのインタビューを公開している。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲にイネカメムシ 県南部で多発のおそれ 栃木県2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【公明党】米政策が農政の柱 谷合正明参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本維新の会】農業者への直接支払い実現を 池畑浩太朗衆議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【国民民主党】食料安全保障基礎支払いの創設めざす 舟山康江参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【社民党】ミサイルよりコメを! 福島みずほ党首(参議院議員)2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【参政党】10年以内に自給率を倍増 神谷宗幣代表(参議院議員)2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】地域ブランドつなぐ 営農経済部門・福岡県・にじ農協組合長 右田英訓氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】「不易流行」で農支援 営農経済部門・熊本県・球磨地域農協組合長 福田勝徳氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】人とのつながり糧に 営農経済部門・長野県・グリーン長野農協元組合長 竹内守雄氏2025年7月9日
-
【アンパンマンはなぜ生まれたか】 ノンフィクション作家・梯久美子さん 第46回農協人文化賞特別講演2025年7月9日
-
7月21日、広島でトラクターデモ 令和の百姓一揆 欧米並みの所得補償求め2025年7月9日
-
【人事異動】農水省(7月10日付)2025年7月9日
-
【JA人事】JA上士幌町(北海道)高橋昭博組合長を再任(6月6日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA筑前あさくら(福岡県)熊本廣文組合長を再任(6月26日)2025年7月9日
-
【JA人事】JAグリーン近江(滋賀県)大林茂松組合長を再任(6月21日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA新得町(北海道) 組合長に太田眞弘氏を再任2025年7月9日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鳴戸部屋で兵庫の食材使用「ちゃんこ」を堪能 JAタウン2025年7月9日
-
健診施設機能評価認定更新 JA熊本厚生連2025年7月9日
-
JA鹿本のグリーンハウスミカン出荷順調 7月中下旬ピーク、総量130トン見込み2025年7月9日
-
「卵フェス」先行チケット販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年7月9日