水産業の不確実性の解消へ ライトハウスに出資 アグリビジネス投資育成2022年4月12日
アグリビジネス投資育成株式会社は、水産業のICT サービス普及を通じた不確実性の解消をミッションとする株式会社ライトハウスへの出資を発表した。
ライトハウスは、これまで主に沿岸漁業における漁船団のコミュニケーションの課題を解決するためのICTサービス「ISANA」を展開。資源変動が予測できずヒト・モノ・カネのミスマッチにより不確実性高いことを水産業の課題と捉え、その課題解決「未知を拓く」をミッションと位置づけている。また、人材の最適化サービスである「Waaf」の展開を開始する等の取り組みを進めてきた。
同社は、今回調達した資金を活用し、ICT サービス「ISANA」の顧客ターゲットを拡大するほか、漁獲データを活用した流通の最適化や漁船統合管理の高度化に取り組むなど事業領域を拡大。水産業の不確実性の解消、浜の活性化に取り組んでいく。
投資を行ったアグリビジネス投資育成は2002年10月の設立以来、農業法人を中心に財務、経営、事業を支援するため、600社以上に投資育成事業を行ってきた。2月には拡大改正された「農林漁業法人等への投資の円滑化に関する特別措置法」に基づき、投資対象とする事業領域を漁業・林業法人、国内外の「食のバリューチェーン」に参加する広範な企業、ベンチャーに拡大した。今回のライトハウスへの出資は、水産業への事業領域の拡大を受け行った第一号案件。
日本の農林水産業は需要供給の両面で縮小傾向にあり、同産業が支えてきた地方も衰退の危機にある。アグリビジネス投資育成は、農林水産業を中心に展開する食のバリューチェーンの生産性と競争力を高め、付加価値化や新たな市場開拓で需要を拡大。その結果として農林水産業と食品関連産業の成長産業化と地方再生の達成を目指す。また、幅広い農林水産業法人とのネットワーク、株主の日本政策金融公庫や農林中央金庫とJF グループのネットワークを活用し、ライトハウスの事業戦略を全面的にサポートしていく。
重要な記事
最新の記事
-
鴨川メガソーラー問題 「谷埋め盛土」に崩落の恐れ 専門家が学習会で指摘2025年11月26日 -
【TAC・出向く活動パワーアップ大会2025】部門間連携で担い手支援 JA部門全農会長賞 JA秋田なまはげ2025年11月26日 -
甘味資源作物は食料安保の基幹 生産意欲持てる対策を 主産道県が集会2025年11月26日 -
鹿児島黒牛、安納芋、うなぎ 鹿児島の味「ふるさと便」で販売中 JAタウン2025年11月26日 -
愛媛県産オリジナル品種かんきつ「紅まどんな」販売中 JAタウン2025年11月26日 -
ルーマニアで戦う卓球日本代表選手を「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年11月26日 -
「岐阜県産 和牛とお米のフェア」12月1日から開催 JA全農2025年11月26日 -
株式会社ISEKI M&D(松山)周辺の清掃活動行う 井関農機2025年11月26日 -
レベニューシェア方式で「ミニ白菜」静岡で販売 農業総研2025年11月26日 -
AIとICP分析の融合による次世代型土壌診断技術を開発 国際農研2025年11月26日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月26日 -
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月26日 -
愛媛・宇和島 CORLEO FARM産「コル'マドンナ」のケーキを販売 カフェコムサ2025年11月26日 -
邑久町漁協と「第6回産直会議」環境省「自然共生サイト」日本最大級の登録申請を確認 パルシステム2025年11月26日 -
北海道オホーツクの農作物をSAF原料に活用 中高校生向け探究学習プログラム実施 東京農業大学2025年11月26日 -
日本生協連「UCDAアワード2025」企業総合賞と専門家賞2商品を同時受賞2025年11月26日 -
長野県に「コメリハード&グリーン真田店」12月10日に新規開店2025年11月26日 -
足立区から感謝状 国際協同組合年に美しく安全な街づくり パルシステム東京2025年11月26日 -
盛田「名古屋八丁みそ」第66回全国味噌鑑評会で農水大臣賞を受賞2025年11月26日 -
自然派Style 国産有機米おせんべいシリーズ第3弾「やさしいサラダ味」新登場2025年11月26日


































