和牛の希少種「竹の谷蔓牛」保存プロジェクト 20日までCF実施中2022年4月13日
岡山県産ブランド和牛「千屋牛(ちやぎゅう)」を生産する株式会社いろりカンパニー(岡山県新見市)は、クラウドファンディングのCAMPFIREで、和牛の希少種「竹の谷蔓牛」の保存プロジェクト『存続が危ぶまれている日本最古の和牛のルーツ』を実施中。4月20日まで支援を募っている。
竹の谷蔓牛
「竹の谷蔓牛(たけんたにつるうし」は、「蔓(つる)」と呼ばれる中国地方で独自に改良された優良系統の一つで、今では岡山県新見市を中心に全国でも数十頭が飼育されているだけの希少種となった。
1930年頃、新見市で生まれ、全国のブランド和牛の基礎にもなった牛で、全国の牧場がこぞって霜降り肉の生産に傾注したため、赤身でサシの少ない「竹の谷蔓牛」は次第に生産頭数が減り、今では存続が危ぶまれている。また、和牛の希少種で、日本が世界に誇る和牛が抱える大きな問題を解決する可能性をも秘めている。
「竹の谷蔓牛」は、サシの少ない赤身肉が特徴で、和牛本来の滋味あふれる濃厚な味。同プロジェクトではリターンとして、市場ではなかなか流通しない貴重な竹の谷蔓牛を提供する。リターンは、5000円の「竹の谷蔓牛」の肉150g(切り落とし)、1万円の「竹の谷蔓牛」の肉150g(モモ焼肉)、3万円の「竹の谷蔓牛」の肉450g(サーロインステーキ150g・上ロース焼肉150g×2)の3種類を用意。
竹の谷蔓牛の放牧風景
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