農業副産物を動物のエサに有効活用 近大農学部がICTメロンの摘果を提供2022年5月24日
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、近畿大学との産学連携の一環で、近畿大学農学部(奈良県奈良市)から、最新のICTを活用した農法「なら近大農法」で栽培された、近大ICTメロンの摘果をゾウやサル類など動物の食事として5月27日から活用する。
アドベンチャーワールドへ近大ICTメロンの摘果を提供
摘果メロンは、糖度の高いメロンをつくるために間引かれる農業副産物で、果物を好む動物の食事として与えることで、無駄なく食材を有効活用できる。
なら近大農法は、農作物の栽培に必要な温度調整など管理機能にICTを導入することによって農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易に栽培管理が可能となる。土壌センサーと日照センサーを連動させた装置により、作物に水分と液肥を自動的に供給でき、これらの情報は蓄積され、スマートフォンなどで遠隔地でもデータを確認できる。また、ハウス側窓の自動巻上げ機は温度センサーと連動しており、ハウス内の温度をほぼ一定に保つため、自動的に開閉するなど、完全自動化肥培管理システムを導入し、農作業の時間を削減。また、水や液肥の低減が可能となり、収穫量の増加と品質の安定化へと繋がることが期待される。
摘果メロンは、メロンの栽培時に果実の肥大生長の途中段階で間引かれるメロンで、未成熟なメロンを摘果し、1株1果にすることで果実を大きく、糖度の高いメロンをつくることができる。近畿大学農学部は5月27日から、500〜1000キロの摘果メロンを無償で提供する。
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