日本初「グッドエッグ・アワード2022」受賞"ケージフリーエッグ"認知へ 旬楽膳2022年6月17日
中部地方最大級の自然食品店チェーンでオーガニック商品の販売と普及に力を入れる旬楽膳は6月15日、国際的な畜産動物福祉団体CIWF が英ロンドンで開いた「グッドファーム・アニマルウェルフェアアワード2022」で、日本で初めて「グッドエッグ・アワード2022」 を受賞した。
「グッドエッグ・アワード」は、2027年までにケージフリーエッグまたはケージフリーエッグ製品だけを使用する方針を決めている、またはそれに尽力している企業を表彰。サプライチェーンに対して世界中のフードビジネス・プログラムの取り組みを知らせることで、採卵鶏の飼育環境向上をめざしている。今回の受賞では世界各地で27のアワードが開かれ、毎年1億3800万頭以上の動物に恩恵をもたらすとされる。
今回受賞した旬楽膳は、愛知県に本社を置く自然食品店チェーンで、中部地方を中心に店舗を展開。必要以上の便利さを求めず、自然に合わせた生活をする「足ル 知ル 生活」を企業理念に掲げ、卵を始め、有機野菜や調味料、豆腐、冷凍食品、雑貨を販売している。ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンとのパートナーシップのもと、ケージフリーエッグへの取り組みが認められ日本で初めての受賞となった。この受賞をきっかけに、日本市場でケージフリーエッグの認知が高まることが期待される。
CIWFは、1967年の創立以来、大手食品会社のサプライチェーン全体における飼育動物の基準値を引き上げることを使命としてフードビジネス・プログラムを促進。現在は、昨今の気候や自然、健康面の状況を考慮し、家畜のための変革、動物由来の食品への依存度の低減、より再生可能で自然に優しい農業への移行を奨励している。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ミナミトゲヘリカメムシ 県内で初めて確認 徳島県2025年11月25日 -
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内広域で発生のおそれ 徳島県2025年11月25日 -
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内の果樹全般で初確認 山口県2025年11月25日 -
宮崎で鳥インフル 国内5例目2025年11月25日 -
農業用バイオスティミュラント「エンビタ」 2025年水稲の実証試験で見えた効果 上手な使い方 北興化学工業2025年11月25日 -
有田みかんなど約30点「お客様送料負担なし」で販売中 JAタウン2025年11月25日 -
「みのるダイニング名古屋店」開業3周年特別メニュー提供 JA全農2025年11月25日 -
「いい肉の日は和牛を食べよう2大キャンペーン」25日から開催 JAタウン2025年11月25日 -
フランス2機関と「美食と健康」「発酵」分野でMOU締結 農研機構2025年11月25日 -
「レイミー×Z-GIS連携ソリューション」リリース 専用サイト開設 日本農薬2025年11月25日 -
店舗、宅配ともに前年超え 10月度供給高速報 日本生協連2025年11月25日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月25日 -
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月25日 -
宅配商品の試食や遊びが満載「子育てフェスタ」開催 パルシステム千葉2025年11月25日 -
世界の気候危機を知るオンライン企画開催 パルシステム連合会2025年11月25日 -
紙マルチ田植機使用 幸手市産有機栽培米「幸ヒカリ」収穫を報告 三菱マヒンドラ農機2025年11月25日 -
愛知県・西尾市で「三河みどり」生産者による「AIワークショップ」開催2025年11月25日 -
シンとんぼ(169)食料・農業・農村基本計画(11)世界の食料輸出市場と主要輸出国の動向2025年11月22日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(86)無機化合物(求電子剤・銅)【防除学習帖】第325回2025年11月22日 -
農薬の正しい使い方(59)生態に合わせた害虫防除の考え方【今さら聞けない営農情報】第325回2025年11月22日


































