日本酒を進化 実験的プロジェクト第2弾「Gekkeikan Studio no.2」発売 月桂冠2022年6月21日
月桂冠は6月20日、実験的な日本酒を、試作段階で商品化するプロジェクト「Gekkeikan Studio」の第2弾となる「Gekkeikan Studio no.2」(720mLびん)を直営サイト「月桂冠オンラインショップ 本店」と「月桂冠大倉記念館」(京都市伏見区)の売店で、計400本限定で発売した。
Gekkeikan Studio no.2
「Gekkeikan Studio no.2」は、桃やプラムのコンポートのような香りと複雑で深い味わいが特長で、とろりと滴る濃密な舌ざわりを楽しめる。アルコール分はそのままに、おいしさを濃縮し、とろみ成分をびんの中にぎゅっと詰め込んだ。研究員のひらめきとアイデアで、多くの工程を経て生まれた今までにない日本酒に仕上がった。
「Gekkeikan Studio」シリーズは、研究開発により実験的に生み出される日本酒を試作の段階で消費者と共有し、日本酒の新たな可能性を味わいながら、その声を次の商品開発に反映させることで、日本酒の未来を発見し進化させるプロジェクト。昨年12月に発売した第1弾の「Gekkeikan Studio no.1」は、「月桂冠オンラインショップ 本店」と「月桂冠大倉記念館」での発売に先駆け、応援購入サービス「Makuake」で予約を受け付けたところ、開始からわずか2時間で目標金額を達成。5日目には同サイトでの販売予定数300セットを完売するなど、大きな反響を呼んだ。
シリーズ全体を通して、ラベルの正面を1枚のキャンバスに見立て、お酒の味わいをイメージした意匠を描いたパッケージ。「no.2」では、果実をイメージする丸い模様を配したデザインとし、丸い模様のつながりにより、濃密でとろりとしたお酒であることを表現している。背面は、研究所の試験管に貼られたシールのようの、商品判別のための記号化されたラベルをイメージ。第2弾の商品を示す「no.2」の文字は手書き風で、消費者が開発メンバーの一人として参加しているような雰囲気を楽しんでほしいという意図を込めた。3500円(税込)。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日