JALと農協観光が業務提携 一次産業と地域活性化へ"人流、商流・物流"創出2022年7月8日
日本航空と農協観光は7月7日、農山漁村地域における第一次産業の活性化と地域の活性化に資する取り組みを通じて、地域の課題解決を促進するため、業務提携契約を締結した。
旅行業界を取り巻く環境では、既存の旅行事業は新型コロナウイルスの沈静化に伴い短期的には回復が見込まれるが、中長期的には国内人口減少もあり、持続可能な成長分野への取り組みが必要となる。こうした中、人流や商流・物流の新たな流動の創出を通じた地域活性化に取り組むJALと、ＪＡグループと連携して農山漁村地域への多様な交流機会の創出をめざす農協観光が、互いのバリューチェーンを補完し合うことで、農山漁村地域における第一次産業と、地域の活性化をもたらすことを目的として業務提携に合意した。
業務提携では、JALが持つブランド力や、国内・海外に広がる航空輸送ネットワーク、JALマイレージバンク会員基盤などと、ＪＡグループの一員である農協観光の地域での強みを活かし、以下の取り組みを行う。
（1）農泊活用などによる、人流創出に資する取り組みに関すること
（2）産地間交流・越境ECなどによる、商流・物流創出に資する取り組みに関すること
（3）人財マッチングなどによる、農業人財の育成・確保に資する取り組みに関すること
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