岡山市「子どもの居場所づくり」事業に"晴れの国大豆白絞油"売上金を寄付 J‐オイルミルズ2022年7月13日
J‐オイルミルズは7月12日、株式会社アイスライン(岡山県岡山市)と、社会福祉法人岡山市社会福祉協議会に業務用油脂の「晴れの国大豆白絞油」の売上金から寄付金として100万円を贈呈。寄付金は市が補助金を交付する「子どもの居場所づくり」事業に充てられ、同協議会を通じて市内の「子ども食堂」など47か所のうち、希望する子どもの居場所運営団体に配布される。
贈呈式に出席した(左から)大森雅夫岡山市長、
J‐オイルミルズの佐藤達也社長、
アイスライン社の石井希典社長、
岡山市社会福祉協議会の内田通子会長(12日、岡山市役所で)
「子どもの居場所づくり」事業は、貧困や虐待、孤立、引きこもりなど困難を抱える子どもに必要な支援が行き届くよう、子どもの居場所づくりを推進する岡山市の事業。同協議会は、市の委託を受けて「子どもの居場所づくり相談窓口」を設置し、食事の提供や学習支援など子どもの居場所づくりを支援しているが、有志のボランティアによる運営は安定的な継続が難しい実情もある。今回の寄付金は、こうした"子どもの居場所"を運営する団体に配布され、居場所の継続や拡充、利便性向上に活用される。寄付金の贈呈は、2021年5月に次いで2回目で、総額は200万円になる。
J‐オイルミルズは2019年8月、中四国支店を岡山市内で開所したことをきっかけに、地元での社会貢献活動の検討を開始。以前から取引などで縁のあったアイスライン社と協議を重ね、同社向け業務用油脂のプライベートブランド(PB)商品「晴れの国大豆白絞油」を2020年8月から販売している。同商品はJ‐オイルミルズの倉敷工場で搾油した大豆油を主に使い、1缶販売するごとにアイスライン社とJ‐オイルミルズ、購入した飲食店が同額ずつを寄付する仕組みを整えた。2年間の活動の結果、協力飲食店は約200店舗になり着実に賛同の輪を広げている。
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