機能性表示食品「豆乳グルト」好調で製造ラインを新設 マルサンアイ2022年7月20日
マルサンアイは7月15日、連結子会社の匠美(富山県中新川郡立山町)で、機能性表示食品「豆乳グルト」の製造ラインを新設し、稼働を始めたことを発表した。
新たに稼働した「豆乳グルト」の製造ライン
豆乳など植物由来の原料を使った「植物性ヨーグルト」は、アレルギーを持つ人だけでなく、健康や環境負荷への観点からも注目され市場は拡大。富士経済の調査によると、「植物性ヨーグルト」の販売額伸長率は2019年対比で2022年(予測)は174.6%、2026年(予測)は254.0%となっており、右肩上がりで推移していく見られている。
同社は、現在の需要増への対応と、今後のさらなる市場拡大を見据え、匠美の豆乳工場内に「豆乳グルト」の製造ラインを新設。富山県立山町にある同工場では、北アルプス立山連峰の地下水を使用した業務用の豆乳を製造している。原料となる豆乳と「豆乳グルト」の製造ラインを併設し、インライン化することで効率的な生産が可能となった。1時間当たりの生産能力は約3000個。
機能性表示食品「豆乳グルト400g」
機能性表示食品「豆乳グルト」(250円・税別)は、"乳成分不使用"、"コレステロール0"、乳酸菌も植物由来の豆乳ヨーグルト。長野県木曽地方の伝統発酵漬物「すんき漬け」から発見された「植物由来の乳酸菌TUA4408L」を使っている。日本人が長年慣れ親しんできた食品から分離した乳酸菌であるため日本人のおなかになじみやすく、豆乳中の有効成分である大豆イソフラボンを吸収しやすいアグリコン型に変換する。
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