山形県酒田市で"鳥獣害ソリューション"実証実験を開始 NTT東日本2022年7月28日
山形県酒田市、(一社)山形県猟友会酒田支部、NTT東日本は、鳥獣害対策において、赤外線センサーとネットワークカメラを活用した鳥獣害の検知、アラート通知による、みまわり稼働省力化に向けた実証実験を8 月末まで実施する。
「みまわローラ」の活用で、檻罠への見回り稼働の削減をめざす
全国的に野生鳥獣による農作物被害が深刻な問題となっており、山形県内でも6月時点で市街地でのツキノワグマの目撃件数が50件以上あった。また、酒田市では、対策のためにさまざまな取り組みを行っているが、熊の出没による農作物への被害が多発しており、人身被害も発生している。
一方、狩猟従事者は高齢化、担い手不足により減少傾向にあり、従事者の確保や効率的な罠の設置や被害減少に向けた見回り活動などの鳥獣害対策が課題となっていることから3者が協力し、鳥獣害捕獲の効率化について検証する。
今回の実証実験では、酒田市広岡新田地域を皮切りに、赤外線センサーとネットワークカメラによる鳥獣害の検知技術「みまわローラ」を活用した効率的な鳥獣害捕獲を実証。(1)赤外線センサーによる檻の進入検知とアラート通知による巡回回数の削減、(2)ネットワークカメラによる檻の映像監視と捕獲鳥獣の種類や大きさ等の生態把握、の2つのポイントで検証する。
今回の実証を踏まえ今後は、同じ課題を抱える山形県内の自治体の鳥獣害対策を支援。また、酒田市とは2020年11月11日に締結した産学官共創の連携協定に基づき、通信ネットワークやIoT技術などを活用し、鳥獣害対策に関する各種ニーズにの対応するほか、市民生活や各種産業へのDX化に向けた対応を検討する。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹などにチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 兵庫県2025年12月16日 -
【特殊報】トマト青かび病 県内で初めて確認 栃木県2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(1)2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(2)2025年12月16日 -
全中 新会長推薦者に神農佳人氏2025年12月16日 -
ひこばえと外国産米は主食用供給量に加えられるのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年12月16日 -
米トレサ法で初の勧告措置 「博多天ぷら たかお」が米産地を不適正表示2025年12月16日 -
鳥インフルエンザ 兵庫県で国内7例目を確認2025年12月16日 -
「第3回高校生とつながる!つなげる! ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」受賞アイデア決定 農水省2025年12月16日 -
「NHK歳末たすけあい」へ150万円を寄付 JA全農2025年12月16日 -
米の流通に関する有識者懇話会 第3回「 研究者・情報発信者に聴く」開催 JA全農2025年12月16日 -
【浅野純次・読書の楽しみ】第116回2025年12月16日 -
北海道農業の魅力を伝える特別授業「ホクレン・ハイスクール・キャラバン」開催2025年12月16日 -
全自動野菜移植機「PVZ100」を新発売 スイートコーンとキャベツに対応 井関農機2025年12月16日 -
Eco-LAB公式サイトに新コンテンツ開設 第一弾は「バイオスティミュラントの歴史と各国の動き」 AGRI SMILE2025年12月16日 -
国内草刈り市場向けに新製品 欧州向けはモデルチェンジ 井関農機2025年12月16日 -
農機の生産性向上で新製品や実証実験 「ザルビオ」マップと連携 井関農機とJA全農2025年12月16日 -
農家経営支援システムについて学ぶ JA熊本中央会2025年12月16日 -
7才の交通安全プロジェクト 全国の小学校に横断旗を寄贈 こくみん共済coop2025年12月16日 -
北海道上川町と未来共創パートナーシップ協定を締結 東洋ライス2025年12月16日


































