神奈川県内最大級 障がい者のための「屋内型農園」横浜市にオープン エスプールプラス2022年8月1日
エスプールプラスは7月22日、神奈川県内最大級の規模となる障がい者の就労を目的とした農園「ソーシャルファーム わーくはぴねす農園Plus 横浜」(横浜市都筑区)を開設し開園式を行った。
全国の障がい者937万人のうち、一般企業へ就業中の18~64歳の障がい者は約46万にとどまり、その多くは身体障がい者の雇用に集中している。多くの知的・精神障がい者は就職が難しく、障害者総合支援法に基づく福祉サービスで、福祉就業や就業訓練を受けているのが現状。中でも神奈川県の就労継続支援B型事業所の月額平均額は1万4517円(令和2年)と、障がい者の経済的自立が大きな課題となっている。
また、「第4期横浜市障害者プラン策定に向けたニーズ把握調査の結果報告」によると、将来不安に感じることは何かという質問に対して、「十分な収入があるかどうか」は44.4%と、2番目に高い項目となっており、当事者が経済的不安を抱えていることが分かる。
こうした状況から、横浜市内在住の障がい者の就労を促進するため、主に知的・精神障がい者の就労を目的とした企業向け貸し農園「ソーシャルファーム わーくはぴねす農園Plus 横浜」を開設。同農園では、安全に作業できるよう独自開発した水耕栽培装置や明るく広々とした休憩スペースを完備し、障がい者が働きやすい環境を整えた。
同園の開設により、129人の障がい者雇用が一般就労として創出される。また、障がい者をサポートするシニア、主婦・主夫層で43人の雇用が生まれる見込み。
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