人手不足解決へ 農業インフルエンサー・三浦大輝氏が顧問就任 ASEAN HOUSE2022年8月9日
特定技能外国人の紹介や登録支援機関、東南アジア人向けシェアハウス事業を展開するASEAN HOUSEの顧問に、東京、埼玉で八百屋「菜根たん」を運営し、保育園、量販店への青果卸など新しい農産物流通にチャレンジするLiving Roots代表取締役の三浦大輝氏が就任した。
ASEAN HOUSE顧問に就任した三浦氏(左)と同社代表取締役の佐々氏
三浦氏は、「食農ビジネス革命」著者で、Twitterフォロワー数4万人を超える農業界のインフルエンサーとしても活躍。ASEAN HOUSEは三浦氏の持つネットワークや知見を活かし、農家と外国人労働者の最適なマッチングを実現し、農業界の人手不足解決をめざす。
農業就業人口は2010年の約260万人から2019年の約168万人へと、9年間で約92万人が減少。その解決策の一つとして、農業界で働く外国人はこの9年で2.3倍となり、現在は3.8万人に上る。一方、2019年の法務省統計によると、外国人技能実習生の失踪者は年間で9000人に上っている。
ASEAN HOUSEは、外国人の転職も可能な特定技能外国人制度という2019年に新設された制度の下で、主に東南アジア人の紹介を進めている。また、失踪や転職頻発の問題を防ぎ、外国人労働者と農家も共生し永続的に働ける環境を創るため、独自の取り組みにもチャレンジしている。
同社の農業アンバサダーに就任した三浦氏は「これから益々生産年齢人口は減り続け人手不足は深刻になっていく。今までの事業で培った農家さんサイドの観点も取り入れながら、農家さんと外国人労働者の最適なマッチングを実現することで農業界の人手不足問題を解決し、農業界の発展に少しでも寄与していければ」とコメントしている。
重要な記事
最新の記事
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日
-
土日が多い曜日まわり、歓送迎会需要増で売上堅調 外食産業市場動向調査3月度2024年4月26日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2024年4月26日
-
淡路島産新たまねぎ使用「たまねぎバーガー」関西・四国で限定販売 モスバーガー2024年4月26日