「大豆調達方針」策定 RTRS加盟で持続可能な大豆の調達を推進 J-オイルミルズ2022年8月30日
J-オイルミルズは8月26日、「大豆調達方針」を策定したことを発表した。
同社は、2004年に製油業界の3社が統合して誕生。JOYL「AJINOMOTO オリーブオイル」をはじめとする油脂製品を主力とし、特に業務用油脂では高いシェアを誇る。大豆は同社の事業活動を支える重要な原材料のひとつ。生活に欠かせない植物油などの食用用途に加え、バイオディーゼル燃料、家畜の飼料など食用以外の用途でも広く利用されており、国際的な需要が増加している。
一方、大豆の生産においては、森林破壊などの環境問題や、先住民、労働者の権利侵害などの人権問題が指摘されている。同社は環境や人権に配慮した持続可能な大豆の調達を行うため、森林破壊、生物多様性、気候変動、人権尊重、法令遵守の5つの項目についてコミットコメントを定め、「大豆調達方針」に基づいた透明で責任ある大豆の調達をめざす。
また、大豆のサプライチェーンにおける環境負荷などの実態調査に継続的に取り組むとともに、認証機関の認証を得た大豆の調達を行うため、同社は8月にRTRS(責任ある大豆に関する円卓会議)に加盟。食を支える企業として、安定的な大豆の調達、製品供給の社会的責任を果たすため、RTRSなど認証機関と連携することで、トレーサビリティの向上と持続可能な大豆の調達に努める。
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