ANA国際線ファーストクラス機内食に「延岡メンマ」提供開始 LOCAL BAMBOO2022年8月31日
LOCAL BAMBOO(宮崎県延岡市)は8月30日、地方発のサスティナブルな取り組みから生まれた同社の「延岡メンマ」が9月から11月の3か月間、ANA国際線ファーストクラスの機内食で和食メニューの一品として採用されたことを発表した。また、「ANAのふるさと納税」で返礼品として延岡メンマが掲載されている。
ANA国際線ファーストクラスの機内食に「延岡メンマ」が登場
「延岡メンマ」は、主に延岡市に生息する孟宗竹から作られる、国産の竹100%のメンマ。延岡市では、80%を占める山林で誰にも整備されない放置竹林が問題になっていることから、同社は山林の竹害を解決するため、放置竹林をメンマにする活動を行っている。
「延岡メンマ」は、ネット販売と首都圏など全国の地域特産品を取り扱う店舗で販売されており、今回のANA国際線ファーストクラスの機内食への採用を契機にLOCAL BAMBOOは、より多くの人に、国産メンマの美味しさと日本の山林が抱える課題を伝えることをめざす。
ANA国際線ファーストクラス機内食に「延岡メンマ」の採用を発表。
ANA和食料理⻑の森氏(左から2人目)とLOCAL BAMBOOの江原代表(右)
ANA和食料理⻑の森誠剛氏は「やさしい歯ごたえと、香り高い旨味を感じられる延岡メンマを、"是非とも機内食にそのままの味わいで提供したい。お客様とこの美味しさを共有したい"」という思いから、国際線ファーストクラス機内食への採用に至ったという。
LOCAL BAMBOO代表取締役の江原太郎氏は「国産メンマがファーストクラスの機内食に採用されたことが、放置竹林問題を解決するためにメンマを作っている方々の後押しになれたら嬉しい」とコメント。また、「放置竹林や竹害で困っている方々と一緒に"食べることで解決=メンマ"のプロジェクトを推進していく。美味しく食べることで竹林が抱える社会課題を解決し、少しでも地域に還元できるようにこれからも邁進します」と話した。
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