日本初"棚田"を活用したサブスク式キャンプ場 高千穂に誕生 Trailhead2022年9月2日
合同会社Trailhead(宮崎県高千穂町)は、農閑期の棚田を活用したキャンプ場「タカチホ棚田キャンプ」の運営を11月から開始。日本初の棚田を活用したサブスク式のキャンプ場で、キャンパーは3か月間、キャンプし放題、薪を使い放題でゆっくりとキャンプを楽しめる。

「タカチホ棚田キャンプ」は、11月~4月の農閑期に使われていない棚田を活用。会員制のキャンプ場として貸し出され、広大なフィールドを少数の会員で利用できるため、のびのびとキャンプを楽しめる。さらに、地域の人々の協力で、森の間伐・手入れをして出た枝などを薪として使い放題のサービスも付属。チェックインもアウトもない、自由なキャンプ場となる。
タカチホ棚田キャンプは、先人たちがつくってきた風景・風土を知り、守り、楽しむ企画。収益の一部は、棚田持ち主や自治会、神社へ寄付される。また、高千穂へのミニ移住体験としても活用でき、この仕組みが広がることで、既存の田んぼの有効利用や関係人口の増加も見込める。
同社は、田んぼを守り、活用していくことを心がけ、耕作放棄地などは使わず、現在も稲作が行われている田んぼを利用。高千穂ならではの田んぼの風景が続く取り組みを行っている。
棚田キャンプ事業の仕組み
◎サービス概要
期間:11月~1月・2月~4月 2クール
会員数:30組
価格:3か月
ソロ+プラン...2万円※会員+1人まで同行可
グループプラン...2万5000円※会員他4人までメンバー登録でき、会員とと同行可
※価格はいずれも税込
※収益の一部は棚田農家や公民館、石神神社に分配
重要な記事
最新の記事
-
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
【畜酪政策価格最終調整】補給金上げ実質12円台か 19日に自民決着2025年12月18日 -
【11月中酪販売乳量】1年2カ月ぶり前年度割れ、頭数減で北海道"減速"2025年12月18日 -
【消費者の目・花ちゃん】ミツバチとともに2025年12月18日 -
一足早く2025年の花産業を振り返る【花づくりの現場から 宇田明】第75回2025年12月18日 -
笹の実、次年子・笹子【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第369回2025年12月18日 -
虹コンのレインボーファーム「農閑期は焼肉ぴゅあに行くっきゃない!」スタンプラリー実施 JA全農2025年12月18日 -
「淡路島産白菜」使用 カレーとシチューメニューをハウス食品と提案 JAグループ兵庫2025年12月18日 -
畜産の新たな社会的価値創出へ 研究開発プラットフォーム設立 農研機構2025年12月18日 -
佐賀の「いちごさん」表参道でスイーツコラボ「いちごさんどう2026」開催2025年12月18日 -
カインズ「第26回グリーン購入大賞」農林水産特別部門で大賞受賞2025年12月18日 -
軟白ねぎ目揃い会開く JA鶴岡2025年12月18日 -
信州りんご×音楽 クリスマス限定カフェイベント開催 銀座NAGANO2025年12月18日 -
IOC「オリーブオイル理化学type A認証」5年連続で取得 J-オイルミルズ2025年12月18日 -
【役員人事】クミアイ化学工業(1月23日付)2025年12月18日 -
油糧酵母ロドトルラ属 全ゲノム解析から実験室下での染色体変異の蓄積を発見 東京農大2025年12月18日 -
約1万軒の生産者から選ばれた「食べチョクアワード2025」発表2025年12月18日 -
兵庫県丹波市と農業連携協定 生産地と消費地の新たな連携創出へ 大阪府泉大津市2025年12月18日 -
乳酸菌飲料容器の再資源化へ 神戸市、関連14社と連携協定 雪印メグミルク2025年12月18日 -
特別支援学校と深める連携 熊谷の物流センターで新鮮野菜や工芸品を販売 パルライン2025年12月18日


































