牛乳類、ヨーグルト、プロテイン飲料など 11月1日から値上げ 明治2022年9月13日
明治は、11月1日出荷分および受注分から順次、牛乳類、ヨーグルト、プロテイン飲料、宅配専用商品、乳幼児用粉ミルクの価格改定を実施。牛乳類、ヨーグルト、プロテイン飲料など115品を対象に、2.0~7.5%の値上げを行う。
飼料価格の高騰などにより生乳生産コストが上昇し、国内生乳生産者の経営は厳しい状況となっている。同社は国内の生乳生産者の経営状況を改善するとともに、生乳生産基盤を維持し、今後も牛乳・乳製品を安定供給するため、全国の指定生乳生産者団体と11月1日から生乳取引価格を引き上げることで合意した。
また、世界的な需要拡大などの影響により、海外乳原料、油脂といった原材料価格は上昇。さらに、原油価格高騰の影響による物流費コストや包装材価格の上昇に加え、エネルギーコストなどの諸経費も高止まりの状態が続いている。同社は、コスト上昇を吸収するため、さまざまな対策を講じてきたが、現状の価格による販売の継続が難しい状況となったため、価格改定を実施する。
◎対象商品群
①牛乳類 15品
②ヨーグルト 58品
③プロテイン飲料 15品
④宅配専用商品 17品
⑤乳幼児用粉ミルク 10品
計115品
◎改定内容
<改定率>
希望小売価格:2.0~7.5%
出荷価格:2.8~6.1%
<カテゴリーごとの詳細>
■11月1日出荷分より
・牛乳類(15品)
出荷価格:2.8~5.5%
・ヨーグルト(58品)
希望小売価格:3.6~6.3%
・プロテイン飲料(15品)
希望小売価格:2.0~6.5%
・宅配専用商品(17品)
出荷価格:3.0~6.1%
■11月1日受注分より
・乳幼児用粉ミルク(10品)
希望小売価格:7.4~7.5%
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