ノロウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ‐ノロ3」新発売 デンカ2022年9月29日
デンカは10月26日、体外診断用医薬品「クイックナビ」シリーズの新製品として、同社従来品より多くの遺伝子型に対応し、感度を向上したノロウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ‐ノロ3」を全国の医療機関向けに発売する。
ノロウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ‐ノロ3
ノロウイルスは、感染性胃腸炎の主要起因ウイルスとして知られており、食べ物や人の手などを介して口から体内に侵入したり、空気中に舞い上がったウイルスの粒子を吸入すると、感染性胃腸炎を発症する場合がある。冬場を中心に1年を通じて感染が確認され、学校や高齢者介護施設など集団で過ごす施設では集団感染の恐れがある。
ノロウイルスには多くの遺伝子型が存在し、それぞれ抗原性が異なる。ウイルスに対する免疫を持たない人が多いことが推定されるため、今後も流行する可能性がある。新型コロナウイルス抗原における変異株と同様に、ノロウイルスの遺伝子型に対応して適切に抗原を検出できることは臨床的な意義がある。
「クイックナビ‐ノロ3」は、糞便中のノロウイルス抗原の有無をイムノクロマト法により判定し、テストデバイスへ試料滴加後、15分で判定。同社従来品「クイックナビ‐ノロ2」と比べ、多くの遺伝子型に対して感度を向上した。販売提携先の大塚製薬と同社の2社が販売する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































