『たまご白書 2022』好きな卵料理の1位は「目玉焼き」4年連続 キユーピー2022年11月7日
キユーピーは、液卵・乾燥卵など加工食品の原料から、卵加工品まで手がけるグループ会社のキユーピータマゴと、11月5日の「いいたまごの日」にちなみ、「たまご白書 2022」をキユーピータマゴの公式サイト内で公表。卵の好意度では、「とても好き」と「やや好き」を合わせると86.5%となった。「たまご白書」は、卵に対する意識や食べ方、トレンドを分析した調査報告で、2017年に1回目の調査結果を公表し、今年で6回目。
卵の好意度(単一回答)単位:%
同調査で、「卵について魅力を感じること」を尋ねたところ(複数回答可)、「タンパク質が豊富」(62.5%)が突出して高く、続いて「栄養バランスが良い」(36.1%)、「免疫力をアップさせる」(31.5%)、「卵のタンパク質は良質」(30.9%)、「ビタミン、ミネラルが豊富」(30.6%)の順となった。特に50~60代の女性が、よりタンパク質や栄養バランスとともに、免疫力アップのために意識して卵を食べている様子がうかがえた。
「卵の一週間の購入個数」について尋ねた結果、30代以上の女性は、平均で週に6個以上購入。また20代と30代の女性では、「卵はダイエットに良い」という回答が全体よりも10ポイント以上高い結果となった。
同調査で「卵料理を作る際に参考にするもの」について尋ねた設問(複数回答可)では、全体で「レシピ検索アプリ/サイト」が突出。男女とも20~30代は、「料理動画アプリ/サイト」「SNS」が高く、60代は「テレビ/料理番組」が高いことが分かった。毎日の食事に卵を取り入れるために、アレンジレシピなど卵料理を作る際に何かしら参考にしているとみられる。
好きな卵料理は「目玉焼き」が、4年連続No.1
「好きな卵料理」について尋ねたところ(複数回答可)、「目玉焼き」(70.5%)が最も多く、4年連続で1位。以下、「ゆで卵」(64.1%)、「炒飯」(63.6%)、「オムライス」(63.6%)だった。「目玉焼き」は「好きな卵料理」だけでなく、「よく食べる卵料理」、「1年以内に作った卵料理」でも4年連続1位となった。
「小学生以下の子ども・孫が好きな卵料理・スイーツ」について尋ねると、好きな卵料理の1位は「卵焼き」(厚焼き卵、だし巻き卵含む)、スイーツの1位は4年連続「プリン」。「60歳以上の人が好きな卵料理・スイーツ」では、好きな卵料理の1位は「目玉焼き」、スイーツの1位は「シュークリーム・エクレア」だった。
若年層ほど、卵を使う際に何らかのストレスを感じている
「卵を使う際に感じるストレス」について尋ねたところ(複数回答可)、「割れやすいこと」(35.9%)、「(殻などの)ゴミが出ること」(22.1%)、「賞味期限が短いこと」(18.8%)の順。一方で「不満・ストレスは感じない」(28.1%)は前年と同水準。依然として6割以上の人は、何らかのストレスを感じていることがうかがえる。
性年代別にみると、男女ともに若年層ほど「不満・ストレスは感じない」が低く、卵を使う際に不満・ストレスを感じていることが分かった。特に20代女性では「ゴミが出ること」が全体よりも10ポイント以上高い結果となっている。
同調査は8月26日~27日、全国20~69歳の男女2060人を対象にWEBアンケートで行なわれた。
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