埼玉県入間市で「おいしい狭山茶大好き条例」制定 記念イベント開催2022年11月10日
埼玉県入間市は11月6日、狭山茶を盛り上げる「おいしい狭山茶大好き条例」制定記念イベントを、三井アウトレットパーク入間で開催。市民、茶業者、市などが一体となって狭山茶の魅力をアピールした。
間伐材を活用した条例のボードとお茶大使
「おいしい狭山茶大好き条例」は、9月22日付で制定され、9月28日付で公布、10月1日から施行された。この条例制定を記念して、入間市が狭山茶を広くPRするため、入間市茶業協会、三井アウトレットパーク入間、山本山、キリンビール、埼玉縣信用金庫、AOBEAT(アオビート)、NTT東日本、日本薬科大学、伊藤園などと連携して進める事業を紹介。また、条例制定と事業を通じた狭山茶をPRすることで、条例に定める「みんな」で狭山茶を盛り上げることを目的として開かれた。
同市の杉島理一郎市長は、「宇治や静岡にはお茶の振興条例はあるが、埼玉には今まで無かった。産官学と連携して日本に、世界に狭山茶を広めてみんなが盛り上がってくれることに期待します」とあいさつ。また、歴代の入間市お茶大使(小学生)で、現在は中高校生になった計11人で活動する「てぃぐりー」代表の星奈宇香さんは「友人には急須が無い家庭があり、お茶といえばペットボトルで飲むのが普通になっている。てぃぐりーの活動を通じて急須で淹れるお茶のおいしさを伝えていきたい」とあいさつした。
当日は、条例制定を記念して、加治丘陵の間伐材を活用して作られたボードに条例文を印刷した「特製記念条例ボード」を除幕。狭山茶を味わい楽しめる様々なイベントを開き、入間市マスコットキャラクター「いるティー」をあしらったオーナメントが登場した。また、狭山茶をイメージした「ティーツリー」もライトアップされ、12月25日まで点灯する。
会場では、お茶大使とてぃぐりーのメンバーが、おいしいお茶の淹れ方などを競う「T-1グランプリ」で学んだ淹れ方でおいしい狭山茶をふるまった。また、狭山茶業者の市内5店舗と狭山茶と所縁の深い東京・日本橋の山本山、入間市観光協会が出店し狭山茶の販売などを行なった。
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