米国テネシー州に調味料の生産拠点を新設 キユーピー2022年11月11日
キユーピーは、グループ会社のQ&B FOODS, INC.(米カリフォルニア州)の米国における2か所目の生産拠点としてテネシー州クラークスビルに工場を新設する。2023年5月から着工し、製造開始は2025年5月を予定。
Q&B FOODS, INC. テネシー工場 完成予想パース
新しい生産拠点では、家庭用および業務用のマヨネーズ・ドレッシングの製造を担い、米国における生産能力を増強。世界最大のサラダ調味料市場である米国での事業展開を加速する。
キユーピーは米国で2014年頃からキユーピーブランドのマヨネーズ・ドレッシングの拡売に注力してきた。近年は、新たな価値を求めるレストランのシェフや消費者の間でキユーピー商品の味や品質への支持が高まっている。増大する需要と成長性を視野に入れ、南東部のテネシー州に新しい生産拠点の建設を決めた。
新たな生産拠点により、西部に位置する既存のカリフォルニア工場からは距離がある中西部や東部へも商品の速やかな供給が可能になる。2拠点体制の構築により、拡大する米国の内食・中食・外食市場への展開を進める。
テネシー州の新工場では、従来比で生産性2倍、環境負荷軽減1/2をめざし、サステナブルな生産を実践。『3つのE』として、①Employee-Friendly(従業員が働きやすい環境の実現)、②Environmental-Friendly(リサイクルの推進やCO2排出削減などを実現)、③Economic-Friendly(容器の内製化などを実施し、生産性向上を図る)をコンセプトに、サステナブルとコストを両立させるモノづくりを実現する。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日