「産地間人材リレー」愛媛県宇和島市みかん農家が初参入 店舗流通ネット2022年11月11日
人と街に関わることを総合的に支援する店舗流通ネットは11月10日、同社が手がける特定技能を持つベトナム人を対象とした人材紹介支援で、農業経営者と外国人就農者を支援する「産地間人材リレー」の輪に、11月から愛媛県の農家が加わったことを発表した。
「産地間人材リレー」のイメージ
「産地間人材リレー」は、人手が必要な繁忙期の時期が異なる遠方の農家同士の協力関係を築き、人材不足に悩む農家に、安定した労働力を提供。同時に、外国人就農者に労働の場と知識習得の場を提供している。
多くの農家で農業経験者の人材が不足し、海外からの労働者を受け入れるなどの対策を取っていたが、繁忙期だけに雇用が集中してしまう実態がある。繁忙期だけの雇用では、就農者は思うように稼ぐことができないため、継続雇用に繋がらないという課題があった。
「産地間人材リレー」は、農家によって異なっていた賃金などの雇用条件や生活環境の整備を図り、日本各地での労働力をリレーする仕組みづくりに成功。繁忙期を迎える農家では、2年目以降は経験者が働いてくれることになり、仕事を教えなくても農業技術の高い人材確保が実現し、生産計画も立てやすくなる。働く側にとっても、1年中働ける上、幅広い農業知識を得られ、双方にメリットがある仕組みになっている。
愛媛県宇和島市
みかん農業支援監理団体
今回、取り組みに加わった愛媛県宇和島市みかん農業支援監理団体は「みかん農家の閑散期と繁忙期の忙しさの差は激しく、繁忙期の人材不足に長年悩まされてきた。繁忙期に労働力を確保できるという安心感と、次の繁忙期には経験者が戻ってきてくれるということで、生産計画が立てやすくなれば」と期待を寄せている。
重要な記事
最新の記事
-
三重県肥料農薬委員会開く JA全農みえ2025年5月12日
-
千葉の農業者向け「高温対策オンラインセミナー」5月14日に開催 JA全農ちば2025年5月12日
-
「3-R体験会」第2弾の「田植え」 5月10日に広島県内の親子15組53人招き開催 JA全農ひろしま2025年5月12日
-
最新の農機・営農情報を紹介 7月5、6日に「ダイナミックフェア2025」開催 JA全農いばらき2025年5月12日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」着物姿で「蓬莱橋」観光 静岡茶も飲み比べ JAタウン2025年5月12日
-
好調の「あずきバー」販売4億本に向けアイス工場を新設 井村屋2025年5月12日
-
「雹で傷ついた梅を活かし、日本の梅文化を継承」梅ボーイズがクラファン開始2025年5月12日
-
「大戸屋やさいクレヨン」食育プログラム 横浜市内の6店舗で展開 mizuiro2025年5月12日
-
「あまやさい地産地消推進店」増加へ事業拡大 兵庫県尼崎市2025年5月12日
-
「JRE MALLふるさと納税」GAP認証農産物特集ページ新設 日本GAP協会2025年5月12日
-
【役員人事】クボタ(6月1日付)2025年5月12日
-
農地をもっと効率的に「農地集約プログラム」参加市町村を募集 東北学院大学2025年5月12日
-
静岡県袋井市「ふくろいマルシェ新茶フェア」開催2025年5月12日
-
森・川・海の名人から学ぶ 第24回「聞き書き甲子園」参加高校生を募集2025年5月12日
-
初夏の味「びわフェア」2種類のびわケーキが登場 カフェコムサ2025年5月12日
-
住友化学グループとT2 化学品の自動運転トラックによる幹線輸送を実証2025年5月12日
-
子どもだけで参加可能「ポケマルこども地方留学」申し込み受付開始 雨風太陽2025年5月12日
-
楽刈機能で作業が簡単「三菱コンバインXC321・323」新発売 三菱マヒンドラ農機2025年5月12日
-
タイミー 山形県三川町と包括連携協定を締結 人材課題解決へ2025年5月12日
-
JAL国際線機内食に使用する農林水産物・加工品募集 の商談会を開催 静岡県浜松市2025年5月12日