日本サッカー協会のJFAグリーンプロジェクト「ポット苗方式芝生化モデル事業」募集中2022年12月6日
ハスクバーナ・ゼノアのロボット芝刈機「オートモア」が活躍する、日本サッカー協会(JFA)のJFAグリーンプロジェクトで、Jリーグとともに校庭や公共のグラウンドの芝生化を推進する「ポット苗方式芝生化モデル事業」は、12月22日まで応募を受け付けている。
「JFAグリーンプロジェクト」で子どもたちによるポット苗植えの様子
「JFAグリーンプロジェクト」は、子どもたちの外遊びを促し、人々が集う地域コミュニティの場として、芝生のグラウンドを増やすプロジェクト。JFAは芝生の校庭や広場が21世紀のスポーツや豊かな地域社会の形成に重要な役割を果たすと考え、Jリーグとともに校庭や公共のグラウンドの芝生化を推進している。
ポット苗方式・芝生化プロジェクトは、グリーンプロジェクトの一環で、都道府県サッカー協会、サッカークラブ、自治体、学校、幼稚園・保育園などを対象に、手軽に芝生化できるポット苗の提供し、芝生の育成・管理のノウハウの無償提供を実施。2008年発足以来、計880万株の天然芝を創出している。
「ポット苗方式」による芝生化は、ポットの中で30日間ほど育てたティフトン芝を田植えの要領で50センチ間隔で植えるもので、2か月ほどでその間隔が埋まり、一面の緑の芝生になる。ティフトン芝は生長が早いため、日常の管理では芝刈りが欠かせないが、大掛かりな工事をすることなくグラウンドを芝生化できる手法のひとつ。また十分な施肥、手間のかからないポップアップスプリンクラー埋設が推奨されており、この手法はNPO法人グリーンスポーツ鳥取の「鳥取方式」と呼ばれている。
このポット苗方式は、省力・低コストで芝生を維持管理するため、ハスクバーナ・ゼノアの「オートモア」の導入が推奨されている。NPO法人グリーンスポーツ鳥取は、「鳥取方式+オートモア」による芝生管理の更なる省力化・低コスト化に取り組み、過去に「鳥取方式」による芝生化を実現した小学校やこども園などの芝生スペースへ「オートモア」の導入を進め、成果をあげている。
「オートモア」は、伸び続ける芝生を毎日数ミリメートルずつ刈り取るため、集草作業の必要がなく、芝刈りと集草の作業時間が大きく減少。芝生の維持管理費を大幅に削減することが可能となる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日
-
農福連携の現場に密着 YouTube番組「根本凪ノウフク連携中」配信 JAタウン2025年6月30日
-
【役員人事】農林中金総合研究所(6月27日付)2025年6月30日
-
クボタと酪農学園大学が包括連携協定 学術振興と地域活性化へ共創加速2025年6月30日