延岡市、北浦町農業公社と連携協定「ワークロイド」で農業分野へ進出 テムザック2022年12月16日
テムザック(京都府京都市)は12月15日、宮崎県延岡市、一般財団法人 北浦町農業公社(延岡市北浦町)と、ワークロイドを活用した米作りおよび米粉の生産に関する研究開発等に取り組むため連携・協定に関する協定を締結。同市と地域事業者と連携を図り、それぞれの持つノウハウや資源を活用することで、農業従事者の減少や高齢化、耕作放棄地増加などの課題解決と持続可能な農業の実現に向けて取り組む。
テムザックは、医療・介護・災害救助・建設・鉄道など人手不足の業界で、産業用ロボットでもなく、コミュニケーションロボットでもない、人と共存しながらより実用的な業務を遂行する働くロボット"ワークロイド"を開発。今回の協定を機に、新たに農業分野のワークロイド開発に乗り出す。2022年度中にテムザックの新たな開発拠点を延岡市に新設して本格始動を予定している。
2023年度から取り組み開始予定のテムザックの直播栽培
農業における担い手の減少、高齢化による労働力不足は深刻で、10年後、20年後はさらなる危機的状況となることが考えられることから、より少人数で生産性を上げるための技術革新が求められる。延岡市でも、農業分野における人手不足に伴って今後「耕作放棄地」が増えることが予想されており、ロボット技術により、今よりはるかに少ない労力で農業・稲作ができる仕組みづくりを目指している。
今回の連携では、ワークロイドを活用した米作り、と米粉の生産に関する研究開発や、地域の様々な課題解決や地域の持続的発展に寄与する公民連携の促進に必要な事項について協力を図る。
取り組みの展望
重要な記事
最新の記事
-
需要に応じた生産が原理原則 鈴木農相が就任会見2025年10月22日
-
新農相に鈴木憲和氏 農政課題に精通2025年10月22日
-
鳥インフルエンザ 北海道で今シーズン1例目を確認2025年10月22日
-
【2025国際協同組合年】協同組合間連携で食料安全保障を 連続シンポ第7回2025年10月22日
-
身を切る改革は根性焼きか【小松泰信・地方の眼力】2025年10月22日
-
将来を見通せる農政一層前に 高市内閣発足・鈴木農相就任で山野全中会長が談話2025年10月22日
-
丸の内からニッポンフードシフト「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2025」開催 農水省2025年10月22日
-
来年の米生産 米価高を理由に3割が「増やしたい」米生産者の生産意向アンケート 農水省2025年10月22日
-
全農チキンフーズから初の農協シリーズ「農協サラダチキン」新発売2025年10月22日
-
世界選手権出場かけて戦うカーリング日本代表チームを「ニッポンの食」でサポート JA全農2025年10月22日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島の食材たっぷり「かごしまの宝箱プリン」を紹介 JAタウン2025年10月22日
-
京野菜セットなど約70商品が送料負担なし「JA全農京都ショップ」で販売中 JAタウン2025年10月22日
-
「北海道JAるもいフェア in 東京競馬場」とにかく明るい安村が登場 開催2025年10月22日
-
大量合成可能なジャガイモシロシストセンチュウ ふ化促進物質を発見2025年10月22日
-
世界各地から収集したイネ遺伝資源「NRC」整備とゲノム情報を公開 農研機構2025年10月22日
-
【消費者の目・花ちゃん】世界陸上 生の迫力2025年10月22日
-
柿谷曜一朗氏の引退試合「THE LEGEND DERBY YOICHIRO KAKITANI -LAST MAGIC-」にタイトルパートナーとして協賛 ヤンマー2025年10月22日
-
柿「太秋」出荷本格化 JA鹿本2025年10月22日
-
台風22・23号の被害に伴う八丈島へ支援物資を送付 コープみらい2025年10月22日
-
店舗、宅配ともに前年超え 9月度供給高速報 日本生協連2025年10月22日