廃棄梨を使用「船橋産 梨シードル2022」1月1日に発売 アデカ2022年12月19日
日本ワインを卸売り・小売販売する株式会社アデカ(千葉県柏市)は、SDGsの推進活動の一環としてクラウドファンディングサイト「C-VALUE」で先行販売してきた廃棄梨を使った「船橋産梨シードル2022」が好評につき、2023年1月1日から正式に販売開始する。
廃棄梨を使用した「船橋産梨シードル2022」
同社は、クラウドファンディングで、本来販売できない「できて2か月以内の新酒」を数量限定で先行販売し目標金額を達成。このほど、全国向けに「熟成が完了し味がまろやかになった」新酒とは違った味わいの「船橋産梨シードル2022」を販売する。
梨には果肉の一部が水っぽくなり触感が柔らかくなってしまう「みつ症」と呼ばれる症状がある。人体に害はなく、味も良いが、見た目や食感の悪さから廃棄されており、こうした廃棄梨の量は、船橋市の農家だけでも年間約1トン以上にものぼる。そこで同社は、フードロスをなくすため「船橋産梨シードル2022」を開発。船橋産の豊水で作られたオリジナルの梨シードルには、船橋の梨農家の想いがフレッシュな梨の香りと共に込められている。「船橋産 梨シードル2022」(750ml)は、甘口・辛口ともに1本3960円(税込)。
なお、同社は千葉県産の梨を使った梨シードル販売の活動が認められ、千葉県から「ちばSDGsパートナー1260号」として登録を認められている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(91)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(2)2024年5月4日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(9)【防除学習帖】 第248回2024年5月4日
-
土壌診断の基礎知識(18)【今さら聞けない営農情報】第248回2024年5月4日
-
(382)「ファミリー・ビジネス」の生き残り【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年5月3日
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日