地方創生×NFT 愛媛のみかんの島「中島」と世界を結ぶプロジェクト始動 農情人2022年12月23日
株式会社農情人(千葉県船橋市)が立ち上げた、"農業×NFT"を軸に活動する「Metagri研究所」は愛媛県松山市のみかんの島「中島」と世界を結ぶプロジェクトを始動。アートでつながる中島をテーマにした「ナカジマみかんNFTシリーズ」を発行する。愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」における取り組みで、中島の関係人口創出と六次産業化の実施を検証する。

中島は愛媛県松山市の北西沖合、瀬戸内海に浮かぶ怱那諸島の中心的な島。柑橘の栽培が盛んで、果樹栽培の生産量は国内有数の産地でもある。そんな中島と世界を結ぶのは、オンライン上の新たな交流手段として注目を浴びるメタバース(仮想空間)。中島の名産である柑橘や六次産業化したアロマオイルなどによる商品をオンラインで販売することで、新たな市場の開拓を目指す。また、オンラインのコミュニティを現地におけるオフラインの体験につなげ、関係人口創出にも取り組む。
同事業を通じて、中島を舞台にした「瀬戸内サステイナブルリトリート」の創出をめざし、島の魅力や素材を「癒し」に転換。オンラインとオフラインで体験の機会を提供する。
「Metagri研究所」は、農業とブロックチェーン(NFT・暗号資産)を組み合わせたさまざまな事業モデルを実験するコミュニティ。過去にスイカやトマト、シャインマスカットなど農作物をNFTとセットで販売してきた。日本では類を見ない「農業×NFT」の経験とノウハウを生かし、中島で生産されたみかんとNFTを掛け合わせた「ナカジマみかんNFTシリーズ」の発行を支援する。NFTをきっかけとした"つながり"により、DAO(自律分散型組織)のコミュニティ運営支援も手掛けることで関係人口創出を目指す。
「ナカジマみかんNFTシリーズ」は、2023年3月までの期間内に総計30点の「ナカジマみかんNFTシリーズ」を 0.06ETHで販売。NFTは世界最大のマーケットプレイス「OpenSea」で購入可能。
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