食品ロス削減へJA紀南と協力 動物飼料にキャベツを購入 アドベンチャーワールド2023年5月15日
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、食品ロスを削減に向けてJA紀南すさみ支所と協力し、市場に出回らないものを含む収穫キャベツを動物飼料として地元農家から購入する。

アドベンチャーワールドは、農家で廃棄していた規格外のものや外葉部分を活用することで、農家支援と食品ロスの削減に繋げる。市場に出回らないものを含むキャベツの購入は2022年の冬から始めており、12月から今年1月の1か月間に約1200キロを動物用飼料として与えた。このほど5月から購入する春キャベツの量は、6月中旬までに計1200キロを予定している。今回の春キャベツの購入以降も、キャベツの収穫時期には継続して地元農家からの購入する。
出荷するのが難しい市場に出回らないキャベツは、発育不足や育ちすぎ、裂球などが含まれる。今回納品されるキャベツの品質のほとんどは、市場に流通するものだが、市場に流通できない状態のキャベツが発生した場合でも、動物に影響のない範囲で与えられるため、需要と供給の安定を確保することが可能。安定した価格での購入となるため、双方にとってメリットがある。
また、キャベツの外葉部分は市場販売する際は5枚程の廃棄が必要だが、動物飼料の場合、廃棄は2枚程度となり、全体廃棄量の削減に繋がる。
パーク内でキャベツを与えている主な動物は、サアフリカゾウ、ラクダ、ヒマラヤタール、カンガルー、アクシスジカ、キリン、サイ、カピバラ、マーラ、ワオキツネザル、リスザル。
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