パン用小麦新品種 佐賀県産「はる風ふわり」使用の食事パン新発売 フジパン2023年9月29日
九州フジパンは10月1日、佐賀県産小麦「はる風ふわり」を使った新シリーズとして「九州産小麦のタマゴロール4個入」と「九州産小麦の明太マヨロール4個入」を九州全域で発売。これに先立ち、9月27日に佐賀県の山口祥義知事を表敬訪問し、「はる風ふわり」の特性を活かした新商品を紹介するとともに、今後、「はる風ふわり」100%の小麦粉で仕込んだパンで、佐賀県産小麦のおいしさを広く発信していくことを報告した。
中央左から、九州フジパン福岡工場の鳥本直樹工場長、フジパン取締役九州事業部の中岡泰三部長、
山口知事、理研農産化工の鵜池浩四郎会長、JAさが楠泰誠代表理事組合長
佐賀県は、温暖な気候を活かし米の収穫の後に麦を撒くという二毛作が行われ、作付面積は北海道、福岡に次いで全国3位(2021年)。農研機構が育成した小麦新品種「はる風ふわり」は、2022年6月に品種登録され、佐賀県で栽培が拡大している。
「はる風ふわり」は、製パン性に優れ、小麦本来の風味・甘みが感じられる。また、パン生地に独特の「ひきのある食感」と「もっちり感」があるのが特長。フジパンは「ネオバターロールシリーズ」で長年培った経験を活かし、新シリーズ『九州産小麦のパン~佐賀県産小麦「はる風ふわり」使用~』として、佐賀県産小麦の特性を活かした「九州産小麦シリーズ」の魅力を発信する。
佐賀県産小麦「はる風ふわり」使用の新商品
10月1日から発売する「九州産小麦のタマゴロール4個入」と「九州産小麦の明太マヨロール4個入」の2品を皮切りに、11月1日から「九州産小麦チーズINチーズ」、「九州産小麦明太ツイスト」を発売。また、12月1日からは「九州産小麦クランベリー&チーズ」の発売を予定している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(91)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(2)2024年5月4日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(9)【防除学習帖】 第248回2024年5月4日
-
土壌診断の基礎知識(18)【今さら聞けない営農情報】第248回2024年5月4日
-
(382)「ファミリー・ビジネス」の生き残り【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年5月3日
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日