農林水産業の活性化へ「ミズとうきょう農業」など任命 東京都2024年2月19日
東京都は2月16日、農林水産業の活性化と将来の担い手の確保を図ることを目的として、東京農業・林業・水産業の各分野から、広報活動を担う若手リーダーを、「ミズとうきょう農業」「ミズとうきょう林業」「ミスターとうきょう漁業」に任命し、就任式を東京都庁で実施した。
東京都庁第一本庁舎7階で行われた就任式。
左から西田さん、小池百合子知事、梅村さん、飯塚さん(16日、東京都新宿区)
「ミズとうきょう農業」には、株式会社ネイバーズファーム代表取締役の梅村桂さんが任命された。梅村さんは、東京大学農学部を卒業し、2014年に福井県の農業法人に就職。2017年に清瀬市の農家で研修後、2019年に日野市で新規就農。2023年に株式会社ネイバーズファームを設立した。現在、東京の農業振興に向けた専門懇談会委員、第4次日野市農業振興計画策定委員会委員を務める。
また、「ミズとうきょう林業」には、株式会社東京チェンソーズの飯塚潤子さんが任命された。飯塚さんは、東京大学農学部卒業後、2008年に国際見本市を主催する企業に勤務。2012年には林野庁の外郭団体に勤務し、2013年に株式会社東京チェンソーズに転職。2017年から同社販売事業部に配属、2023年にコミュニケーション事業部に配属し、林野庁林政審議会委員を務める。
「ミスターとうきょう漁業」に任命された西田圭志さんは、三宅島漁業協同組合の組合員で西丸船主。東京大学農学部卒業後、2015年に三宅島漁業協同組合長期漁業研修第3期生として就業し、2018年に長期漁業研修修了。三宅島漁業協同組合加入し、西丸船主として独立(現職)した。2021年には、三宅島漁業後継者育成対策実行委員、2023年からは三宅島クロマグロ・ジャンボ・曳縄部会副会長を務めている。
今後3人は、東京都主催のイベントなどへ参加するほか、SNSなど多様な媒体で活動などを発信していく。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(91)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(2)2024年5月4日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(9)【防除学習帖】 第248回2024年5月4日
-
土壌診断の基礎知識(18)【今さら聞けない営農情報】第248回2024年5月4日
-
(382)「ファミリー・ビジネス」の生き残り【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年5月3日
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日