島根県雲南市と地域連携協定締結 環境調和型農業・畜産を推進 アルプロン2024年4月5日
プロテイン・スポーツ栄養食品メーカーの株式会社アルプロン(島根県雲南市)は4月4日、島根県雲南市と環境調和型農業・畜産の推進及び脱炭素の取組を通じたカーボンクレジット導入促進を目的とした地域連携協定を締結した。
4日に行われた雲南市とアルプロンの地域連携協定調印式
「この国の体力を強くする。」をミッションに掲げるアルプロンは、創業21周年を迎えたプロテインメーカー。島根県の自社工場でプロテインを製造しており、徹底した品質管理のもと、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格「FSSC 22000」の認証を取得している。
地域連携協定において同社は、これまでの事業創出に関する知見や人材ネットワークを活かし、新たな取り組みとして、農業・畜産分野における温室効果ガス削減対策の促進を図る。具体的には、地域自主組織や農事組合法人等と連携し、「水稲栽培における中干し期間の延長」によりメタンガスを削減。カーボンクレジット化により地域の農家所得向上と米の付加価値向上を図る。
また、「水稲栽培における中干し期間の延長」以外にも脱炭素により、カーボンクレジット化が可能な取組を推進。同事業は、農業・畜産において脱炭素を促進するだけでなく、持続可能な農業・畜産への取り組みも行う。
同事業は、農事組合法人、民間事業者と官民連携で取り組む。市民や高校・大学等との共創を促し、地域の脱炭素の取組みにつながる力を育むとともに、多世代・多分野による学習機会の提供など人材育成も推進する。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA共済連(7月31日付)2025年7月31日
-
切り花価格の高騰で消費者は買い控え【花づくりの現場から 宇田明】第65回2025年7月31日
-
消え行くヒエ・アワ・キビ・モロコシ、続くは何?【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第351回2025年7月31日
-
JAおおいがわ、ホテイフーズと共同 茶殻肥料を製品化 静岡県で地域資源循環型農業 伊藤園2025年7月31日
-
「米飯のおいしさ評価用語体系」公開 農研機構2025年7月31日
-
機砥部事業所が愛媛県知事より感謝状 献血啓発の長年の取り組みが評価 井関農機2025年7月31日
-
防除DXアプリ「TENRYO」米のAI病害虫予測に対応 個人農家版アプリもリリース ミライ菜園2025年7月31日
-
米の新しい魅力に出会うカフェ「YANMAR CAFE」オープン ヤンマー2025年7月31日
-
鳥インフル ベルギーからの家きん肉等 一時輸入停止を解除 農水省2025年7月31日
-
第18回「アグリフードEXPO東京2025」開催 日本公庫2025年7月31日
-
鹿児島県垂水市と包括連携協定を締結 タイミー2025年7月31日
-
甲府空襲から80年 戦時下の食べ物を体験 パルシステム山梨長野2025年7月31日
-
果実販売の次世代パッケージ「無重力トレー」開発 マラナタ2025年7月31日
-
ロボット稲作から生まれた米粉「雷粉」販路拡大 テムザック2025年7月31日
-
「信じられる米」づくりへ 東京農工大と地域農業の未来を共創 トヨタ・コニック2025年7月31日
-
「おめでとうばこ」配布 五霞町と子育て協定締結 パルシステム茨城 栃木2025年7月31日
-
品質も価格も世界最高 2025年度「世界最高米」発売 東洋ライス2025年7月31日
-
前橋市役所で合同フードドライブ寄贈式 パルシステム群馬2025年7月31日
-
米の需要 見通しより37万t増か 農水省が推計2025年7月30日
-
【注意報】ネギ軟腐病 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2025年7月30日